8月度は書くの忘れちゃった。
Aimer『Ref:rain/眩いばかり』
- アーティスト: Aimer
- 出版社/メーカー: Sony Music Labels Inc.
- 発売日: 2018/02/21
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彼女は「エメ」と読むのですが、読めない。いつも調べてしまう。
彼女の音楽は『daydream』を聴いただけでそんなに詳しくないので、なぜ野田洋次郎とかワンオクとかスキマスイッチとか凛として時雨とか、錚々たるメンツが集結しているのか分かりません。もちろん声の魅力はありますが、それにしてもすごい。
で、今回はCoccoです!Coccoが他人に曲を提供するなんて珍しい。
彼女は、やっぱり声がいい。はかなげでありつつ強い声をしている。ワンオクTAKAが提供した曲はアリーナやスタジアムで歌える曲なのに、こういうささやかな曲も歌える。
彼女はもっと売れるでしょうが、あとは事務所と本人の意向次第なんだろうな。
CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜
CHATMONCHY Tribute 〜My CHATMONCHY〜
- アーティスト: ヴァリアス
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: CD
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チャットモンチーだと紙で手をちょっと切っちゃった程度なのに、忘れらんねえよが歌うと大流血になる。CHAIもきのこ帝国も、この曲ならまるでオリジナルのよう。ねごとの『シャングリラ』はドラムがめちゃめちゃよかった!ギターウルフはリズムめちゃめちゃなんだけど、初見で弾いてるの?
BRADIO『YES』
- アーティスト: BRADIO
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2018/07/04
- メディア: CD
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私はファンキーな音楽が好きなので、彼らも好き。メジャーデビュー直後にドラマー脱退というトラブルを乗り越えて(乗り越えたかどうか知らんけど)、ようやくメジャー1stフルアルバムが完成しました!
1曲目の楽器の多さ、展開の多さ、フックの多さ、メジャー一発目で気合入っているのがとてもよく分かる入魂の一曲ですな。
そのほかの曲もこれまでのインディーズ時代のベスト選曲プラス新曲という鉄壁の布陣。
しかし、何かが足りない。
それは、「キャッチーとポップさ」です。いや、どの曲だってポップですが、それでも「世間に届くライン」までは達していない感じ。今の彼らに必要なのは『ガッツだぜ』と『バンザイ』です。
あと、音源でこんなにホーン使っているけど、ライブではどうしているんだろう。キーボードくらいはいるのかな?ギター1本だったらだいぶしょぼくなっちゃうけど。
- アーティスト: 水曜日のカンパネラ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2018/06/27
- メディア: CD
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水曜日のカンパネラは、だいぶ前から聴いています。もはやラップではないことも知っています。単なるポップグループになるつもりがないことも知っています。
なので、今作の出来はある種当然の帰結なのですが、私はそんなに素直で聞き分けのいい子ではないので、今作はあまり好きではありません。トラックもリリックもメロディも、どれもピンとこないなあ。
彼女たちはビョークみたいに「ポップソングではなくアイコンとしてポップであるアートな存在」になりたいのかな。それはもちろん構いませんが、あまりアート方面に振り切ると、私はついていけません。
佐藤千亜妃『SickSickSickSick』
- アーティスト: 佐藤千亜妃,Chiaki Sato,Yoshinori Sunahara
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2018/07/25
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きのこ帝国は『フェイクワールドワンダーランド』しか聴いたことないのですが、彼女は声がいい。夜のイメージがある、と思っていたのですが、このソロはまさにそのイメージ通り。夜っぽい。
そして、彼女はとても美しいのですが、最初は女優だったのですね。それがきのこ帝国で作詞作曲してこの声。天は何物も与えるなー。
とにかく、声がいい。このEPはフェスで熱狂したりカラオケで熱唱したりする性質のものではありませんが、夏の夜をクールに彩ってくれるミニアルバムです。