やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

「モテキ」その後

だから俺はもてないんだ


昨日、知人と酒を飲む機会があり、そこで「モテキ」の話になりました。
私は先日のエントリで書いた不満点を演説したのですが、そこにいた女性たちから「それは違う。お前は女心を分かってない」と言われてしまいました。
「モテキ」テレビドラマ版 感想 - やりやすいことから少しずつ
「モテキ」映画版 感想 - やりやすいことから少しずつ
私が話した不満点とは、長澤まさみ森山未來に対して「幸世君とじゃ成長できない」と言って彼を振ったのに、ラストでは熱烈なチューをしている部分。趣味は合うけど、人間として成長できないから幸世ではダメ、と言っているのにいきなりハッピーエンドなんておかしい、と。
しかしそれは女性目線からは「もともと長澤まさみ森山未來が好きだったけど、踏み出す勇気がなく、ラストでようやく自分の本心に素直になった」のだと。


また、ラストのフェスの場面で、逃げる長澤まさみ森山未來が追いかけるのですが、そこで真木よう子が「頑張れー」というセリフ。今まで「うじうじ悩んでないで仕事しろ」と言ってきた真木よう子が仕事をほっぽり出して女を追いかけることに対して「頑張れ」って何だよ、と。
しかしそれは「真木よう子森山未來のことがちょっと好きだったから、応援したんだ」と。


なるほど。
見る視点や解釈によって違って見えるんですね。
セリフやそれまでの言動をそのまま受け取るな、その裏に隠された言動とは裏腹な心を読めと。
なるほど。
非常に勉強になったし、だから自分はもてないんだと再認識した飲み会でありました。