最近聴いた曲を語りたいがTwitter140字では語りきれず、かといってブログ1本分にはならないあれこれを適当な文字数になるまで書いていくエントリ。
- アーティスト: 星野源
- 出版社/メーカー: Speedstar
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: MP3 ダウンロード
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曲そのものはそんなにはまらないんですよねー。子供にも分かるメロディを意識したのかな?分かりやすいけどキャッチーではない、キャッチーだけど名曲とまではいえない、というか。
カップリングに『ドラえもんのうた』のカバーがあり、そのギターがとてもいい。弾き語りだけどアルペジオのみでなく、コード弾きだけでなく、緩急のある演奏でとてもいい。そういえば彼はインストバンドのギタリストだった。
Official髭男dism『エスカパレード』
- アーティスト: Official髭男dism
- 出版社/メーカー: ラストラム・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2018/04/11
- メディア: CD
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ヒゲダンはメロディだけでなく、演奏全体でポップスに感じさせる曲作りですね。弾き語りよりも伴奏があった方が映える。
藤原君はaikoが好きでキーボードを弾く人なので、コード進行が変。変というか、アコギではこんな曲作らないという構成をしている。なので、最初はなかなかメロディが体に入っていかない。それは私がアコギ出身だからだ。
アレンジは派手で豪華な感じでとてもよいのですが、その分バンド感は薄いですね。ドラムとベースの存在感がない。
あと、ヒゲダンは歌詞がイマイチ。いや、悪くはないのですが、パンチラインがない。ここは今後伸びていく部分だと思うので心配していません。「翼を広げて未来へ羽ばたいて」的な歌詞ではないし。
メジャーでよくある「アルバム出るまでは大プッシュするけどその後は知らんで」方式は怖いけど、このバンドは才能があるのできちんと生き残っていくと思います。
菅田将暉『PLAY』
- アーティスト: 菅田将暉
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2018/03/21
- メディア: CD
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曲は、アコギで作った邦ロック。渋谷すばるがソロアルバム作ったらこんな感じだったのかなーという感じ。私はアコギ出身なのでこのメロディ、このコード進行はとても沁みる。
曲を提供したミュージシャンは彼がセレクトしたのかな。とてもはまっていてとてもよい。
『茜色の夕日』のギターは本人?とても危うい演奏だけど、曲と歌には合っている。
- アーティスト: RADWIMPS
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2018/06/06
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曲自体は、可もなく不可もなく、くらいの感想。アルバムの中の1曲だったらまた違う感想だったんだろうけど。
で、『HINOMARU』ですが、これ、そこまで炎上する曲なのかなあ?確かに歌詞を深読みすれば文句をつけられるけど、そこまで?これは普段音楽を聴かない政治大好きマンに目をつけられたからこんなことになっちゃったんだろうな。そして彼のその後の対応も上手くなかった。
歌詞の中の古語の使い方が間違っているという指摘もあったけど、歌詞なんだからいいじゃん。歌詞はそれ単体で成立しているのではなく、リズムとメロディと伴奏と歌唱の中で意味を持つものなんだから。それは重箱つつきですよ。
ゲス極のときもそうだけど、こういう問題が起きると彼らの音楽聴かない人、買わない人、ライブ行かない人がやいやい文句つけてくるので、そういうのは完全に無視しましょう。マスコミはそういうのを蒸し返したり燃料を投下するのが仕事なので仕方ないですが(つまんねー仕事してんなよ)、ファン側は無視しましょう。
在日ファンク『レインボー』
- アーティスト: 在日ファンク
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2016/05/11
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ファンクは1コード・2コードを延々反復することでグルーヴを増大させ、それで熱狂したり陶酔したりする音楽です。J-POPのようにAメロBメロサビという展開はありません。なので、ファンクをまんま日本でやっても、なかなか受け入れられません。
というわけで、在日でファンクをやるというのは難しい。彼らのことを好きな私が聴いても、「前作とあまり変わらないな」「似たような曲、前にもあったような」と思ってしまいます。
なので、ファンキーはあくまで「リズムの要素」として入れて、曲自体はやはりメロディをメインにしないと大ヒットは難しいんだろうなー。フェスなどで見るととても盛り上がるんだけどなー。
THE BLUE HEARTS TRIBUTE HIPHOP ALBUM
THE BLUE HEARTS TRIBUTE HIPHOP ALBUM「終わらない歌」
- アーティスト: V.A.
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2018/05/30
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5曲入りなのですが、ラップは3曲で残り2曲はリミックスです。少ねえな。
そして、ラップは言葉の音楽でありパンチラインが大事なわけですが、これが本家にまったく及んでいない。あれだけの言葉を詰めこんでも、ヒロトとマーシーのシンプルな言葉に勝てないのです。ヒップホップの敗北。
- アーティスト: 椎名林檎,川村“キリスト"智康係長,森“グリッサンド"俊之本部長
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
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このアルバムはどの曲も演奏がいいなあ。ドラムもベースもギターも、いい演奏だなあ。亀田アレンジ、バッチリですよ!だからこそ2ndの過剰装飾は気に入らない。
彼女はデビューが20歳なので、このアルバムに入っている曲は10代の頃に作られたものです。この歌詞、この曲を10代で作っているのかー。さらにこの声とこのビジュアルがあるわけで、そりゃレコード会社欲しがるよねー。
「漢字+カタカナ」のネーミングセンス、拡声器を使ったパフォーマンス、古い言葉遣い、「かわいい」に収まらない過激なビジュアル展開(亀甲縛りとかナースとかゴスとか)など、のちの女性ミュージシャンに与えた影響はとても大きい。そんなつもりなくても拡声器持っていたら「林檎っぽい」なんて言われちゃう。それくらい印象的な活動を最初から行ってきた彼女とこのアルバム。久々に聴いて改めてその影響力にしびれた。
なぜこのアルバムを久々に聴いたかというと、昔の彼女に貸したまま別れてしまったので今手元にないのです。なのでTSUTAYAでレンタルしてきました。そんなアルバム、いくつもある。返してくれよー。