最近聴いた曲ひとこと感想（2019年7月）

女王蜂『Q』

Q

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初めて聴きました。そして、今さらですが「じょおうばち」なんですね。「じょうおうばち」ではない。
ビジュアルを含めたイメージからアングラな印象を持っていたのですが、ポップな曲書くじゃん！
ベッドインとか眉村ちあきとか、ちゃんといい曲書ける才能を持っているのにイロモノなイメージを持たれている（私もそう思っていた）のはもったいないなー。
世間に届けるために「キャラ」は大切ですが、そっちが本質の才能を邪魔していることもあって痛し痒し。
こういう強烈なビジュアルと実際の名曲っぷりは、Mステとかで実際見せてしまった方がいい。「かわいいだけで才能なし」よりも「変だけど才能ある」方がいいでしょ。
アヴちゃんの声はもっと中性的だと思っていたけど、男性声ですね。高音ファルセットはほどほどがいいなあ。

Suchmos『THE ANYMAL』

THE ANYMAL(通常盤)(特典なし)

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うむむ、何だこのアルバムは…。分からない。いいとか悪いとかではなく、分からない。
一度売れたので好きなことをやれる恵まれた環境・状況なのだろうから、本人たちがやりたい音楽ができているならそれでいい。私の出る幕はない。私はただ、「分からない」。
まるでパールジャム『バイタロジー』やオアシス『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』を聴いたときのよう。老兵は去るのみです。

iri『Shade』

Shade (通常盤)

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この声はすごい。性別・年齢・時代・国境を越えている。この記事を書くためにYouTubeを探して初めてお顔を拝見したのですが、知らない方がよかった。可愛いお嬢さんでしたが、何も知らず、この声だけ知っていればそれでいい。
声はもちろん、サウンドもリズムもメロディもいいので、もっと話題になってもいいのになー。もっと売れてもいいのになー。フェスとかに出ればいいのかな？
次の一手がどのようになっているか私は何も知りませんが、次が大事。ブレイクしてくれ！

あいみょん『ハルノヒ』
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あいみょんはどれだけ曲を書いても名曲しか書かないのでいまさら書くこともないのですが、だからこそ書きたいことがあります。
はい、確かに名曲ですが、過去の曲と比べてコード進行は似ているしテンポ感も似ている。二番煎じかもしれない。手癖かもしれない。
それでも、それでもこの曲名曲でしょ？名曲連発しすぎで『マリーゴールド』の次だからあまり話題になっていないけど、曲単体で聴いてよ。ぽっと出の新人がこの曲書いてきたら業界激震でしょ。
みんな、あいみょんの打率に勘違いしている。イチローがヒットを打つのは当たり前じゃないんですよ。3割20年は当たり前じゃないんですよ。もっと褒めてあげて。
この曲は、サビが長い。どの部分も私の琴線を引っ掻いてくるのですが（「キャッチー」「フック」ってこういうこと）、サビ後半の「ほら もうこんなにも幸せ」の部分にやられた。サビ前の部分も好きですが。

SIRUP『FEEL GOOD』

FEEL GOOD

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シラップと読みます。最近、ブラックミュージックをカッコよく演ってくれる日本人男性が多く出てきていますが、その中でいちばん好き。
こういうのは好みの問題なので、他と比べて彼のどこが素晴らしいのかを書くのは難しい。ブラックミュージックの知識もないし。声がメロディがリズムがトラックが、気持ちいいんだよ。以上。

集団行動『SUPER MUSIC』

SUPER MUSIC (初回限定盤)

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相対性理論の真部脩一さんと西浦謙助さんが新しいボーカリストとともに始めたバンド（ユニット？）。私は相対性理論もそんなに詳しいわけではないので、「おんなじじゃん」と思ってしまいました。
真部さんさんのどキャッチーなメロディと、意味はないけどリズムとメロディに一体化した歌詞。素晴らしいポップスです。
でもね、これを10年後も聴いているかと言われると、たぶん聴いていない。こんなに素晴らしいポップスなのに。ピチカート・ファイブとかを好きな人だったらずーっと好きなのかな。ポップでキャッチーなのに、私の中では耐久性がない。私の好みの話になるけど、やはりボーカルと歌詞は「マジ」の方が耐久性がある。