やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2017年2月ツイートまとめ(その2)







↑これ、強く望みます。


KANA-BOONの件。









「お姉さん/おばさん」の線引きは男性が決めてくれるそうです。
↑さすがにアイドルは別枠にしてくれよ。「CUT」でいいじゃん。

↑だから、味がどう違うのか訊いているんだよ!



↑尾崎アナ、好き。
↑毎日レジでいいです。でもお金とか保険とか年金を考えるとそうもいかないよね。

↑これ、どこまでアリなの?じゃあまず最前列にダッシュしてそこに荷物置いていいの?ちょっとモヤモヤした。

↑この柴さんのヤンキー・サブカル論、とても納得!好きなカルチャーの違いではなく自意識の問題。

2017年2月ツイートまとめ(その1)

















↑その頃、もう誰もピコ太郎に興味がなくて客席ガラガラだったらかわいそうだな。






↑今でも自然は好きではない。都会で文化に触れたい。
↑「コラ!」で済む話だと思うけど、見せしめの意味もあったのかな。






↑そう思うと、逆に以前はよく映画館が存続していたな、と思う。


↑昔は夕方にドラマやアニメの再放送をしていた。今は情報番組ばかり。再放送の方が制作費安上がりだし数字も取れると思うけどなー。

映画「トリプルX再起動」 感想

どの目線で見るか


映画『トリプルX再起動』を見ました。公式サイト↓
www.xandercage.jp
第1作は見ています。主役がアイス・キューブになった続編は見ていません。


はじめに、第1作の話を。
かつてアクション映画はシュワちゃんやスタローンに代表されるような「マッチョなヒーローが敵を倒す」というスタイルが一般的でした。それが『ダイ・ハード』の「ヒーローでない一般人(この作品だと警官ですが)が愚痴と工夫で敵を倒す」というスタイルが新しく、大ヒットしました。
そして2002年『トリプルX』の第1作が公開されます。Xゲームのスターで、危険なエクストリームスポーツに自ら飛び込んでいくというまた新しい主人公像。主役のザンダー・ケイジを演じるのはヴィン・ディーゼル。日本人ではありえないマッチョな体がこの主人公像に説得力を持たせています。
また、この作品はスパイアクションでもあるので、『007』に対するカウンターでもあります。だからオープニングでタキシード姿のスパイはあっけなくやられてしまうのです。
続編公開ということで10年ぶりくらいに本作を見返したら、CGに頼らず「壊すためのセットを組んでそこでアクション→建物爆破」というアクション映画の王道の作りでした。アラはあるけど痛快娯楽活劇としてとても面白い作品でした。


で、続編の本作。
私は『ワイルド・スピード』シリーズを見ていないし前作を見返したばかりというのもありますが、久しぶりに見たヴィン・ディーゼルは老けたなーというのが第一印象でした。だってもう49歳ですよ。そう考えればあの肉体は脅威!


本作は、上海資本が入っています。そのせいなのか、アジア人俳優が何人も参加していて、正直ちょっとバランス悪い感じがしました。ケイジの仲間のDJの彼(クリス・ウー)はDJ以外何もしてなくね?ジャン(ドニー・イェン)の仲間(トニー・ジャー)は飛び跳ねているだけじゃね?
それ以上に、ネイマール、お前は完全にいらない。プロデューサーがファンでねじ込んだのかな?


もちろん、ドニーさんは毎回素晴らしいですよ。一度のジャンプで2回蹴るとかおなじみのドニーアクション満載です。


そして、女性陣はみな素晴らしい。
本作のヒロイン(しかし、なぜ彼女がケイジと恋仲になってヒロインの立ち位置になるのかは解せない)セレーナを演じたディーピカー・パードゥコーンのエキゾチックな顔立ち、ケイジの仲間でヒットマン(異名は「クリ勃起」!)アデルを演じたルビー・ローズの「タチ」という感じ、スパイものに欠かせないガジェット担当でドジっ子メガネのベッキーを演じたニーナ・ドブレフの「ドM性欲強め腐女子」な感じ、どれも素晴らしかったです。


で、肝心のお話ですが、これはどう見たらいいのだろう。ハリウッド超大作の続編として見ると、駄作です。しかし、B級アクション映画として見れば、笑って見ていられる娯楽作です。


トリプルX』はザンダー・ケイジの「自ら無茶やるアクション」が醍醐味なのですが、本作だとオープニングの「スキーで森を滑る」と前半の「バイクで海を走る」しかありません。車が行き交う道路上でのバトルや飛行機内での闘いもいいけど、この作品のコンセプトに則ったアクションを見せてほしかったなー。
ラストの「落ちてくる人工衛星に飛行機をぶつけて危機を脱す」はよかった!こんな無茶が通用するのはザンダー・ケイジだから。
あと、仲間が増えたことで彼らの見せ場も用意しなければならず、とっ散らかった印象もありました。スタントマンの彼も車を横転させるくらいしか活躍してないよね?


最初敵対していたケイジとジャンが共通の敵に向かって共闘する、という筋書きはいいのですが、そのせいで途中「君たちは敵なのか味方なのか、ベクトルはどっちに向かっているのだ」と思いながら見ていました。まあ、アクション映画なのでその辺の細かいところは私は気にしません。


仲間たちが追い詰められて絶体絶命。ここで助けに来たのは何とアイス・キューブ!前作は黒歴史としてなかったことにされていたと思いましたよ。盛り上がりつつ、笑った。


オープニングで死亡とされたギボンズサミュエル・L・ジャクソン)は実は生きていたというエンディング。ちょっと長く感じました。もっとスパッと終わろうぜ。


本作はチーム戦になり、ガジェットの効果的な活用もなく、『トリプルX』である必然性が薄まっています。続ける必要あるかなあ?ヴィン・ディーゼルは『ワイスピ』だけでいいんじゃない?
何となく、いろいろな大人の事情が入り混じってできた脚本なのかなーと思いながら見ていました。
B級アクション映画として面白かったですが、映画として傑作なわけではない。そんな愛憎入り混じる感想でした。


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Creepy Nutsツアー「いつかのエキストラ、ライブオンステージ。」に行ってきました! 感想(その2)

曲の力を信じろ


後半戦。前半のお話はこちら↓
ese.hatenablog.com
続いては『中学12年生』。
映像を探したのですが、見つからず。ライブの隠し撮りみたいなものを見つけましたが、権利的によくないと思って貼りません。でも、その動画では「思い切りフカセ」の後セカオワの『Dragon Night』が少し流れて「セカイノオワリ マカイノハジマリ」と続いていました!あー、ここ、そうだったのか!初めて気づいた!
ライブと関係ない話でした。


そのまま『どっち』。この曲の「ドンキ(=ヤンキー)」と「ヴィレヴァン(=おしゃれサブカル)」という例え、上手いなー。R-指定はラップが上手いのはもちろんですが、キャッチコピーを作るのも上手い。『助演男優賞』だって『合法的トビ方ノススメ』だって、いいタイトル!


ここで、ネット評論家の守護霊を降ろすという体(てい)で『教祖誕生』。そしてそのまま降霊を続けながら『みんなちがってみんないい』。
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『みんなちがってみんないい』はレコーディングでも声を加工せず録ったと聞いていましたが、生で見て納得。素晴らしい降霊でした!こういう大人数が登場する歌詞を書くのは、R-指定が普段落語を聴いているせいもあるのかな。人が変わるたびに右向いて左向いて動きも変わるところは、完全に落語でした。
あと、ファンモンっぽい部分では松永さんが目いっぱい手を左右に振っていて、「明るい悪意」を見せつけてくれました。笑いながら私も手を振る。


さあ、クライマックス!『合法的トビ方のススメ』!
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ここですさまじいモッシュ!苦しいよー!モッシュ嫌いー。
それでもやっぱりこの曲のパワーはすごい。名刺代わりの1曲だし、初めて聴いても「いい」「分かる」1曲です。テレビで歌ってほしいなー。


ここでMC。ほとんど忘れたけど、「HIPHOPは黒人の音楽とか貧困層や不良の音楽と言われているけど、根底にあるメッセージは劣等感とかを暴力ではなく音楽でひっくり返すことだと気づいたから俺たちはHIPHOPを選んだ」ということを言っていました。いいこと言う!
『トレンチコートマフィア』
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この動画はオフィシャルではないのですが、『桐島、部活やめるってよ』と合わせるのは上手すぎる!ルサンチマン爆発しちゃう。


そしてラストへ。しんみりMC(何も覚えていない)から『朝焼け』。
この曲は歌ものっぽく、かっちりビートに乗るわけではないポエトリーリーディングっぽい曲です。それでも、実際ライブで聴くとR-指定のライミングやリズム感の良さに感心します。ビートがルーズな分、リズム感が際立つ。


いよいよ本編ラスト。もちろん『未来予想図』。
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本編終わったらもちろんアンコール待ちの手拍子。そしたら、すぐ出てきた!体感30秒くらい。
R-指定「アンコールに慣れてないので、手拍子が途切れるのが怖くてすぐ出てきちゃう」そうです。
さて、やるべき曲は全てやったようですが、アンコール何やるのかな?と思っていると「未発表曲」「まだ音源化していない曲」とのこと。そんなのあるの?
披露した曲はアジカンの『リライト』!
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3/29発売のアジカントリビュートアルバムに、彼らはこの曲で参加しているのです。
「最初話が来たときは『うわー、うれしい。アジカンといえば『リライト』やなー』と無邪気に手を上げたら他のバンドの皆さん誰もこの曲立候補してなくて。そりゃそうだよね、恐れ多いもんね。曲が決まった後にレコード会社のお偉いさんに『よくこの曲やる気になったね』と言われて事の重大さに気づいた」
リリックは覚えていませんが、アジカンの曲のタイトルやフレーズを入れ込んだリリックでした。これはトリビュートアルバム楽しみだ!


終わってしまいました。終演21:10。会場前の貼り紙には20:45終演予定と書いてあったのに!おかげで電車の時間のためドリンクも飲めず物販にも並べず、駅に向かって歩いていきました。物販コーナー見たらPORINさんがいたのに!じっくりお顔を拝見するチャンスだったのに!


R-指定は、「○○できる奴どんだけいるんですか!」という煽り方を何度かしていましたが、完全に宇多丸さんの言い方でした。RHYMESTERチルドレンだなー。
また、松永さんは途中お客さんから「ダンジョン」という単語が聞こえたときに「それ、俺が今一番終わってほしい番組」と言っていました。闇が深い!


ライブは、ラップもDJも上手いので問題なし。ただ、少ししゃべりが長いなあと感じました。HIPHOPはもともと「言葉にならないを言葉にする」音楽ですが、それをさらに説明するのはちょっと過多だな、と思いました。曲で十分説明しているので、あまりくどくど言わなくてもいいのに。曲だけで十分伝わっているよ、と。
でもまあ、今のRさんは言いたいんだよね。溢れちゃうんだよね。分かるぞ。


ツアーはまだ続きますが、私はここのみの参加。次はいつ見られるのかなー。人間交差点フェスかなー。期待していいですか。


セトリ
1.助演男優賞
2.たりないふたり
3.爆ぜろ
4.中学12年生
5.どっち
6.教祖誕生
7.みんなちがってみんないい
8.合法的トビ方ノススメ
9.トレンチコートマフィア
10.朝焼け
11.未来予想図
アンコール
12.リライト(アジカントリビュート)
持ち曲ほぼすべてやったけど、ツアーファイナルのワンマンはどういうセトリなんだろ。


助演男優賞

助演男優賞

たりないふたり

たりないふたり

AKG TRIBUTE

AKG TRIBUTE

Creepy Nutsツアー「いつかのエキストラ、ライブオンステージ。」に行ってきました! 感想(その1)

Creepy Nutsのツアー「いつかのエキストラ、ライブオンステージ」に行ってきました。
会場はNEXS新潟。初めて行くところです。ここはキャパ400。ライブ当日直前になってめでたく完売御礼。以前RHYMESTERのライブに行ったときはキャパ300弱のハコだったので、既に新潟ではRHYMESTERを超えた!
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チケットが良番だったため、正面2列目に陣取る。PORINさん見放題だぜ。


お客さん、若いなー。ほとんどが10代~20代。30代ですらほとんどいないのでは?その中で40代のおっさんがひとり。がんばるぞ。


この日の対バンはAwesome City Club。以前フェスでちょっと見たことあるくらいで、ほとんど知りません。何となくオシャレサブカルヴィレバンバンドだろ、という偏見がありました。
それでも何も知らずにライブに臨むのは失礼だなと思って付け焼刃の予習をしたところ、オシャレシティポップなので即効性や殺傷性はなく、最初はなかなか馴染まなかったのですが、徐々に染み込んできた。いいじゃん。いいじゃん。
弱々しいと思っていたボーカルはアルバムを重ねるごとにいい声になってきて(二人とも!)、フックがないなーと思っていたメロディはサウンドと一緒に味わうととても気持ちいい。さすがオーサムシティのサントラやで。


開演時間を10分ほど過ぎていよいよスタート。PORINさん、白い、美しい。木村カエラ鳥居みゆきのような「美しいけど私みたいなもんが近付いてはいけない別人種」な感じがしました。人としてのステージが違う。
そしてもう一人の女性メンバーがドラムのユキエさん。ストライプのノースリーブワンピ。黒髪ショートカットで歌いながら笑顔でドラムを叩く姿にやられました!


肝心のライブパフォーマンスですが、オシャレシティポップなのでいきなり爆発することはなく、メンバーも楽器を弾きながらなので自由に動いて煽ることもできず、少し静かめなスタート。私は後ろの状況は分からず耳栓をしていたからそう感じただけかもしれませんが。
後半でボーカルのatagiさんが客席の中まで入り込んで歌ったりPORINさんと二人でモニターの上に立ったりして盛り上げてくれました。前半からこういうアグレッシブなパフォーマンスしていたらもっとハネたかも?
私はPORINさん以外名前も知らなかったのですが、メンバー紹介をしてくれなかったのが残念。今Wikipedia見ながら名前書いています。ギターのモリシーさんはキーボードも弾くのね。ベースのマツザカさんはラップもするのね。
ドラムセットの横にはパッドも設置してあり、生バンドでありながら打ち込みサウンドもできるというまさに現代的なバンドですな。


セトリは全然覚えていないので、やった曲をいくつか貼っておきます。
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↑これ、ラストの曲でとても盛り上がったので、前半にもこういう強い曲がほしかったなー。


18:40スタートで19:25終了。客層にはまったか不安でしたが、個人的にはよかったですよ。


転換の間にTwitterでも見るかと思いましたが、ここは電波が入らない!手持無沙汰で転換を待つ。しかしDJ松永さんのマックの調子が悪いらしく、なかなか始まらない。
ようやく始まったのは19:50。いきなり『助演男優賞』!
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さすがにモッシュがある!横が女の子なので肘や腕を気にしながら(変なところに当たったりしないように)モッシュの波にもまれます。
しかしそのせいで私の目の前は長身の男性。2列目なので彼しかいないのに、見えない!すぐ目の前にR-指定がいるのに、見えない!首を振って盗み見る。すぐそこなのに!


続いて『たりないふたり
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そして『爆ぜろ』
つかみはOK。盛り上げるねー。


R-指定はあまり大きくない。心配していたおなか周りもそんなにでかくない。そして思っていた以上に髭面でした。髭面でもロン毛でも、もっとかっこよく見せる方法あるのに、なぜこんなきったない恰好しているのだ。そのロン毛はMummy-Dではなくロッチ中岡だ。その髭は室伏ではなく野村貴仁(清原にクスリを渡していた人)だ。


ここで自己紹介と聖徳太子ラップ。私は「Neggico」を言おうと思っていたら、最初の男性がいきなり言った!あー、もうネタなくなった。その他は「ハンバーグ」「佐渡汽船」「中越高校(松永さんの母校。中退だけど)」「三条(新潟県にある市)」「オーサムシティクラブ」えーっと、これで全部だったかな。まだあったような気がするけど覚えていない!
で、披露してくれた聖徳太子ラップは、もちろん素晴らしい出来でした。何も覚えてないけど!
これって、この言葉を織り込んでフリースタイルするのがすごいのですが、それ以前にこの単語を全部覚えていられるのがまずすごい。


続いては童貞松永さんのDJプレイ。もっと長く聴きたかったなー。
今回は地元ということもあり、地元のツレも多く来ていて、適当なヤジがひどかった(褒めてます)。小学校時代に友達と「トム」と「スティーブ」と呼び合っていたことを暴露されたりと、この場所ならではのグダグダ身内トークが聞けてよかったです。


まだライブも前半ですが、ここで一旦切ります。続きは明日以降。
ese.hatenablog.com


Awesome City Tracks

Awesome City Tracks

オーサムは、アルバム出すごとによくなっている。曲も歌唱力もずっと右肩上がり。