やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

レキシツアー2017「不思議の国のレキシと稲穂の妖精たち」at新潟 に行ってきました! 感想(その1)

不思議の国のなせる業


レキシのライブに行ってきました。会場は新潟県民会館
f:id:ese19731107:20170614170758j:plain
2014年のライブは新潟LOTS(キャパ700)、2015年はりゅーとぴあ(キャパ800)、そして今回はキャパ1800ですよ!右肩上がりですなー。
f:id:ese19731107:20170614171131j:plain
終演予定が21時になっているけど、果たして…。
f:id:ese19731107:20170614181838j:plain
Negiccoからお花が来ていました。ありがとう3人!
www.youtube.com
Negiccoはこの曲を池ちゃんから提供してもらっています。いい曲なのでいつかレキシバージョンでも聴きたいなー。


今回の席は9列目(しかし1列目の前にさらに3列ある)ほぼ真ん中。見やすい。とてもいい席だ。しかしふと上を見上げると、2階席にカーテンが引かれている…。あれ、もしかして売れなくて2階席閉めちゃったのかな?


しかしこのツイートを見ると完売だそうなので、最初から2階席なしで販売したのかな。それだとキャパ1100くらいです。


以下はネタバレありますので、これからツアーに行く人は自己責任で読むか読まないか決めてください。





ライブはオンタイムでスタート。立ち上がる私たち。しかしスクリーンが下りてきて映像が始まると、訓練された私たちレキシファンは「あ、これ長くなるやつだ」とすぐに理解し、再び座る。賢明な選択だ。
映像は若君のレキシ(貴史と呼ばれていました)が父(いとうせいこう)から家督を譲られる話。ちなみに母はみうらじゅんさんでした。
そろそろ家督を譲ろうと思う、なのでレキシ家の宝をふたつお前に授ける。ひとつは「つっこみ如来」。
f:id:ese19731107:20170615211536j:plain
鎌倉時代の運慶快慶合作の合成樹脂製だそうです。みうらじゅんさんのテキトーさが素晴らしい。
もうひとつは「開けてはならぬオルゴール」。元服になるまで開けてはならぬと言われた貴史は、やっぱり開けちゃいます。そしたら謎の光に包まれてあ~れ~。


で、ステージのオルゴールから池ちゃん登場!衣装も若君の格好でサングラスもなし。
1曲目は『KATOKU』
www.youtube.com
歌い出しの「世襲制」でこのMVと同じく横から正面に真顔で向くのは絶対に笑う。こんな鉄板卑怯だぜ。
ラストの振り向きで若君のヅラが落ちるという完璧なオチ。絶対に笑うやん。どうやってここまで外れずに、ここできちんと落ちるようにしてあるんだろ。


2曲目は『大奥~ラビリンス~』。だってここは不思議の国ですから。ここでサングラス着用していつもの正装に。ミラーボールが回ってきれい。回る光が水族館の魚のようでした。
この曲に限らず、今回のツアーでは照明がとてもよかったです。緑の飛び交うレーザーがの曲があったのですが、どの曲だったのか忘れた。


『KMTR645』では大きなイルカのビニール人形がいくつも客席に投げられ、大玉転がしの要領で客席を舞います。これ、楽しいのですが、後ろに飛んだイルカが前に戻ってくるので後ろも気にしながらポンポンしなければならないので、ライブに集中できねえ。
曲後半ではいつの間にか岩崎良美『タッチ』に曲が変わっていた!毎回、自然なスライドが上手いなあ。
www.youtube.com


ここで最初のMC(といいつつ、ここまでもずっといろいろしゃべっているのですが)。リストバンドを「時計じゃねーし」、「こんばんは、ケビン・コスナーです」の古典ギャグがウケる。「初めての客が多いな、このギャグがこんなにウケるなんて」と池ちゃん言っていましたが、もう古典なので何度やってもウケるのです。吉本新喜劇と同じレベルです。


そしてもちろん元気出せ!遣唐使(渡さん)をいじるわけです。「ここどこだっけ?」「不思議の国です」「英語で言うと?」「ワンダーランドです」「あなたいつぞやドリカムさんのワンダーランドに行ってレキシのツアーをお休みしましたよね。どうでした?あちらのワンダーランドは」「予算が全然違いますね」「予算のこと言われたら勝てねーよ!」
文字だと面白さが全然伝わらない!筆力!表現力!
そしてこっちにもワンダーランドはあるぞということで『武士ワンダーランド』。えーっと、この曲では何をしたか覚えてないなー。


「元の世界に帰りたい」と池ちゃんが言うと『あったかハイム』を演奏するバンドメンバー。リハがしっかりしている!
www.youtube.com
「はい、これで1曲カウントね」「レキシはライブ時間の割りに曲数少ないって言われるからメドレーでやります」
ということで『妹子なう』『真田記念日』『RUN飛脚RUN』を混ぜた『飛脚記念日なう』
メドレーといっても、ある曲の終わりで次の曲に変わるという普通のメドレーではなく、同じテンポ・似たようなコード進行のこの3曲を「曲の途中でどんどんシャッフルしていく」という上級編。歌う方も演奏する方も大変だなー。
これが、面白い。どんどん曲が変わっていくのが昔の『夜もヒッパレ』みたいだなーと思いながら聴いていました。
そして、さらに『前前前世(「先先先祖」と歌っていました)』や星野源『恋(「稲の香りレキシを超えて行け」と歌っていました)』まで混ぜていましたよ!他にもあったはずですが覚えてなーい。


いやー、すごい。もちろん練習もリハもしているはずですが、どこまで決めていてどこから即興なんだろ。このバンドメンバーすごい。
先日の『関ジャム』レキシ特集で池ちゃんは「元に戻るときはこうやって戻る、とかふんわりとしたきっかけだけ決めている」と言っていましたが、そんなふんわりでいいのか。まさにジャズじゃないか!
確かにここは前半のハイライトでした。


『最後の将軍』終わりで池ちゃん一旦退場。バンドメンバーのインストで場をつなぎます。
このインストが超カッコいい!変拍子で乗りにくいのですが、各パートがリフを弾いたりソロを弾いたりと「俺たち楽器上手いですキリッ!」がモロバレの素晴らしいセッションでした。


インストが終わると『SHIKIBU』のイントロが!オルゴールから十二単の池ちゃん登場!今まで来ていた着物から羽織まで脱いで新しい着物・羽織・十二単を着たのか。地味に大変!


この後『キャッチミー岡っ引きさん』が始まるまでお館様(池ちゃん)と遣唐使(渡さん)によるひたすら下らなくて面白い時間があったのですが、ほとんど忘れた。覚えているものだけ書こう。
・「キャッチミー」の出だしの練習で『千の風になって』「私のお墓の前で~」が始まりそれがいつのまにか「あなたは私の青春そのもの」と『卒業写真』に変わっている!
・『卒業写真』の「青春そのもの」が「青春酢の物」になり「四の五の」になり「四の五の言うなよ世紀末が来るぜ(シブがき隊)」になり「世紀末」から「お前を蝋人形にしてやろうか」になり「蝋人形」から「マダム・タッソー」になり。
尾崎豊『卒業』「この支配からの卒業」ではドラムも照明も連動して池ちゃんのおふざけに付き合います。
・渡さんのバンド「風味堂」の名曲『愛してる』を歌わせておいて途中からクリスタルキング『大都会』を混ぜる池ちゃん。
www.youtube.com
↑これ、名曲ですのでぜひ聴いてください。


何分くらいこのおふざけやっていだんだろ。上に書いたのはほんの一部。ひたすら笑いながら見ていました。
ようやく始まった『キャッチミー岡っ引きさん』。曲後半のもち正宗(持田香織)さんの「奪われちゃうの、ご用心」のセリフは今回もボタンを押してサンプリング発動でした。


『アケチノキモチ』はライブで初めて聴きましたが、この曲、池ちゃんの声が少し違っていつも以上のいい声に聴こえました。池ちゃん、歌上手くなってる!
私がレキシを初めて見たのは2012年のスイートラブシャワーという音楽フェスで、スーパーバタードックのキーボードだった人ということは知っていましたが歌声は聴いたことがなく、冷やかし半分で見ていたら歌が上手くてびっくりした、ということを思い出しました。あのとき以来の衝撃。池ちゃん、進化している。


今回はここまで。記憶がもっとあればもっと書けたのですが、これが限界です。あと、文章だけだとこの面白さが伝わらなくてもどかしい。流れでどんどん脱線していく様が面白いので、リアルタイムでないとこの面白さは伝わらない(という言い訳)。
あー、これからレキシのツアーに参加する人はいいなあー。この面白くて感動するライブを体験できるんだもんなー。


次回に続く。


KATOKU

KATOKU

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』 感想

リミックス?あたしゃ認めないよ


映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』を見てきました。公式サイト↓
marvel.disney.co.jp
映画単独のサイトはないの?全てマーベルの管理下?手のひらの上?
前作の感想はこちら↓
ese.hatenablog.com
前作は面白かったですが、世間ほどの熱はありません。週刊少年ジャンプの読み切り作品みたいだな、日曜午前中の特撮作品みたいだな、と思いながら見ていました。なので、今回もそれほどの熱も期待度も持たずに見に行きました。


うーん、やっぱり私には「少年マンガ・特撮番組」の豪華版に見えてしまいます。
世間では褒め褒めなので、本作の魅力については他のブログなどを読んでください。


映像はきれい!前作がヒットして製作費が増えたなーと感じるきれいさでした。この作品は舞台が宇宙なので、ほとんどのシーンがCGです。今はCGで何でもできてしまう時代で、クリストファー・ノーランのようにあえてロケ・セットを重視して撮影する監督もいますが、今作は「どうせCGなんだからロケやセットでは絶対に無理な映像見せてやるぞ!」という気合を感じました。


オープニングの怪物と闘っている最中にグルートが踊っているワンカットのシーン、とてもいい。この作品の「SF・戦い・明るさ・楽しさ・音楽」がこの場面だけで伝わります。さらに今作の「グルートかわいい」も加わっている。完璧。
この場面のCGだけでおいくらかかっているのかしら。この数分間の製作費で邦画何本分なのかなー、なんてことも思いながら見ていました。


途中、敵がドローンで襲撃しますが、これが完全にゲーセンのゲームだったのはよかった。効果音や外野が覗き込む感じも完全にゲーセン。
ワープのし過ぎで顔が歪むのは、SNOWのやりすぎかよ!と思いながら笑っていました。哺乳類は50回のワープしか耐えられないのに700回のワープにどうやって耐えたんだ。何かロジックないのか。


登場人物たちの「軽妙な会話」もこの物語の魅力のひとつですが、これが私には伝わらなかった。英語のギャグを日本人に伝えるのは言葉も文化も言い方も違うのでとても難しいですが、まず間が悪くて全然笑えませんでした。言葉は難しい。


登場人物はみなキャラ立ちしていてみんなよかったです。ドラックスって、前作に引き続き戦いではひとつも役立ってないよね。あと、マンティスに対する「ブサイク攻撃」がしつこくて嫌でした。そもそもブサイクじゃないし、そうであっても何回も言うな。ドラックスは空気読めないキャラだから言うのは仕方ないですが、何度も言わせるとセクハラ・モラハラが頭をよぎって笑えません。「オエー」って小学生かよ!


お話は、途中までよかったのですが、敵は「天人」であり「星」であり「宇宙の創造主」なのか。話でかすぎるよ!『ベルセルク』『バスタード』かよ。
で、クイル(クリス・プラット)が勝つロジックがない。「クリリンのことかー!」とか「イヤボーンの法則(マンガでよくある自分内部の未知なる力が勝手に発動して敵を倒す都合のいい力のこと)」で勝ってしまいます。それは冷めるんだよなー。
f:id:ese19731107:20170612214327j:plain
ついでにいうとグルートが起爆装置を正しく設置できたこともロジックや伏線がほしいなー。「たまたま」「偶然」は好きではない。「ゆで理論」でも「民明書房理論」でもいいので、何かしら理屈がほしいなー。


この辺の細かいツッコミはこの作品には無効です。少年マンガの世界観なんだから、細かいツッコミはせずにこの作品の中に入って楽しむのが正解です。でも、それが私にはできませんでした。
何でだろうなー。アメコミファンじゃないから?うーん。


音楽は今回もとてもよかった!前作に比べると世間的な大ヒット曲は減りましたが、どれも名曲。音楽の力は偉大だ。


ハリウッドはお金があっていいなー。日本のマンガの中にはアメコミより面白い作品がいくつもあると思うのですが、日本ではこの規模の作品は作れないしなー。どんどんハリウッドでリメイクしてほしいなー。しかし『ドラゴンボール』にしろ『北斗の拳』にしろ『攻殻機動隊』にしろ、どれも上手くいっていないので、そんな単純なことではないんだろうなー。


さて、この作品は第3作が決定しています。「Vol.2」を「リミックス」にしちゃった邦題、次はどうするんだろ。下手にいじらない方がいいのにな。


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス オーサム・ミックス・VOL.2(オリジナル・サウンドトラック)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス オーサム・ミックス・VOL.2(オリジナル・サウンドトラック)

栃木の旅2017、初夏。(その4)

2日目の夜と3日目(大谷資料館)


日光江戸村を閉館時間まで堪能し、今晩の宿がある宇都宮へ向かう。
f:id:ese19731107:20170605181450j:plain
f:id:ese19731107:20170605182019j:plain
いい宿!さらに大浴場もサウナも付いている!とてもいい!なのにお安い(平日というのもあるが)!
立地のせいか平日のせいか、ビジネスマンの利用が多いようです。ロビーに置いてある雑誌を見ても
f:id:ese19731107:20170605222638j:plain
意識高いビジネスマン御用達の雑誌ばかり。


さて、ごはんを食べに行こう。駅周辺も少し散策。
f:id:ese19731107:20170605184720j:plain
ここがオリオン通りかー。ここでせっちゃんと浜ちゃんは青春時代を過ごしたのかー。
www.dailymotion.com
さて、今日の夕食は同行者が事前に食べログ等で調べた「銀座コケコッコ」に行こうということで、うろうろしながらお店の場所を探す。この辺だけどなー、と角を曲がると
f:id:ese19731107:20170605202904j:plain
ソープ街じゃねーか!この通りはまずい。誘惑に負けるわけにはいかない。
f:id:ese19731107:20170605202919j:plain
着きました。やはりソープ街の中(というかはじっこ)でした。
f:id:ese19731107:20170605190207j:plain
美味しい。そして注文して来るまでが早い。飲み物はもちろん、食べ物も早い。結構お客さんいるのにどうやっているんだ。店員さんはアジア系の外国人ばかり。皆さん明るく気さくでとても良い。
で、3人で腹一杯飲み食いして、7千円台でした。安い!


宿に戻って風呂入ってサウナ入って寝て朝食バイキングを堪能して、出発。
最終日の目的地は大谷資料館です。
www.oya909.co.jp
採石場なのですが、映画・ドラマ・MVなどのロケ地としてたくさん使われている場所です。
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
いくつか貼っておきます。この他に『るろうに剣心』『勇者ヨシヒコ』などでも使われたそうです。


f:id:ese19731107:20170606085943j:plain
f:id:ese19731107:20170606085817j:plain
f:id:ese19731107:20170606090349j:plain
入り口周辺からもう雰囲気あるねー。停まっている車と大きさ比較してください。でかいなー。
f:id:ese19731107:20170606090224j:plain
トイレも石造り。ここならオオカミの襲来にも負けないよ、子豚ちゃん。
f:id:ese19731107:20170606090419j:plain
こちらはロックサイドマーケットというお土産屋とカフェ。お土産屋というよりオシャレセレクトショップのようでした。
f:id:ese19731107:20170606090526j:plain
では、入場。
f:id:ese19731107:20170606090654j:plain
f:id:ese19731107:20170606090756j:plain
f:id:ese19731107:20170606090821j:plain
f:id:ese19731107:20170606091032j:plain
f:id:ese19731107:20170606090919j:plain
おお!雰囲気あるねー。ピラミッドの内部みたい。気分はインディ・ジョーンズもしくは吉村作治


あとはだらだらと写真を貼っていきます。
f:id:ese19731107:20170606091051j:plain
f:id:ese19731107:20170606091115j:plain
f:id:ese19731107:20170606091256j:plain
f:id:ese19731107:20170606091308j:plain
f:id:ese19731107:20170606091339j:plain
f:id:ese19731107:20170606091402j:plain
f:id:ese19731107:20170606091407j:plain
中は9度。上着用意してきてよかった。
f:id:ese19731107:20170606091440j:plain
f:id:ese19731107:20170606091455j:plain
假屋崎さん、こんなお仕事もされているのですね。
f:id:ese19731107:20170606091840j:plain
このステージで土屋太鳳ごっこをする私。イメージはこれです↓
www.youtube.com
f:id:ese19731107:20170606092001j:plain
f:id:ese19731107:20170606092027j:plain
f:id:ese19731107:20170606092159j:plain
f:id:ese19731107:20170606092248j:plain
f:id:ese19731107:20170606092254j:plain
日本人にドンペリニヨンを高級酒として認知させたのは確実に浜田省吾ですが、彼はこのお酒もらったりしたのかなー。それとも成金・浪費のイメージもついちゃったから何もなかったのかなー。
f:id:ese19731107:20170606092312j:plain
f:id:ese19731107:20170606092441j:plain
撮影風景の写真がいくつもあったのですが、きりがないので少しだけ載せます。
f:id:ese19731107:20170606093157j:plain
この写真でTAKAHIROは柵から顔を出して叫んでいますが、実際は柵の間隔が狭くて顔なんて出せない。撮影のときは違う柵を付けたのかな?
f:id:ese19731107:20170606093616j:plain
佐渡金山っぽい人形もあり。
f:id:ese19731107:20170606093910j:plain
f:id:ese19731107:20170606093926j:plain
f:id:ese19731107:20170606094044j:plain
f:id:ese19731107:20170606094154j:plain
f:id:ese19731107:20170606094247j:plain
ああ、残念!


ここには資料館が併設されています。
f:id:ese19731107:20170606094742j:plain
f:id:ese19731107:20170606094749j:plain
f:id:ese19731107:20170606094807j:plain
f:id:ese19731107:20170606094818j:plain
藤村操って誰?調べてみると明治時代のエリート学生で、華厳の滝で自殺したそうです。エリート学生の自殺は当時の社会に大きな影響を与え、彼の死後4年間で185名の自殺者を生んだそうです(未遂含む)。現在も華厳の滝が自殺の名所になっているのはこのせい。迷惑なブーム発祥者だなー。
f:id:ese19731107:20170606095757j:plain
外にある休憩所も石を切り出しているぜー。
f:id:ese19731107:20170606095848j:plain
中から見るとこんな感じ。


f:id:ese19731107:20170606085855j:plain
近くに大きな観音様がいるようだから行ってみよう。
f:id:ese19731107:20170606101924j:plain
でかい!
f:id:ese19731107:20170606101941j:plain
f:id:ese19731107:20170606102206j:plain
階段で近くまで行けるので行ってみよう。
f:id:ese19731107:20170606102302j:plain
でかい!
f:id:ese19731107:20170606102505j:plain
遠くにカサンドラ刑務所みたいのが見えるな…。
f:id:ese19731107:20170611201048j:plain
(画像検索したら全然違った…)
f:id:ese19731107:20170606103459j:plain
f:id:ese19731107:20170606103425j:plain
おお、かえるの親子に見えるな。


以上で長旅終了。楽しかった。旅は晴れたら8割成功だと思っているのですが、今回は大成功でした。晴れはもちろん、晴れすぎず暑すぎず、ちょうどいい気候でした。日頃の自分に感謝。
さて、次の旅はまだまったく未定ですが、お決まりのフレーズで締めよう。次回は彼女と!


同行してくれたTさんKさんありがとうございました。毎回「次回は一緒に行けないかもなー」といいつつ毎回付き合ってもらってありがとうございます。次回は一緒に行けないかもな。


まっぷる 栃木 宇都宮・日光・那須'18 (まっぷるマガジン)

まっぷる 栃木 宇都宮・日光・那須'18 (まっぷるマガジン)

栃木の旅2017、初夏。(その3)

2日目その2(日光江戸村


東武ワールドスクウェアを堪能し、お次は日光江戸村へ。今は江戸ワンダーランドというのか。
edowonderland.net
またしてもひたすら写真を貼っていく。
f:id:ese19731107:20170605113031j:plain
f:id:ese19731107:20170605113114j:plain
もぎり(ここでは「関所改め」という)のお兄さんがいい声で、それだけで気分はあがる。つかみは大事。


中は、当たり前ですが江戸です。キャストだけでなくお土産屋さんの店員なども含め、みんな江戸の格好、言葉遣いです。徹底していて偉い。
お客である私たちも町人や侍、忍者やお殿様などいろいろ変身して場内を回ることもできるのですが、なかなかお高いので諦めた。彼女と来ていたらノリでやっていたかも。
f:id:ese19731107:20170605115611j:plain
f:id:ese19731107:20170605115329j:plain
舞台では南京玉すだれの芸をやっていました。
f:id:ese19731107:20170605115057j:plain
地獄寺。お化け屋敷でした。そんなに怖くなかったのですが、「角を曲がると人(人形)がいる」がいちばん怖かった。『水曜日のダウンタウン』は正しい。
f:id:ese19731107:20170605123043j:plain
日光江戸村ミッキーマウス、にゃんまげ様の映画があったので見る。
内容はまあ批評するようなものではないので何も言わないけど、映像が劣化しすぎ。3D用の映像かよ、とか紀里谷和明監督『GOEMON』みたいなCGだな、とか思いながら見ていました。あと、お姫様役の女優の声とセリフ回しが完全に松野明美さんでした。この声この演技この言い方でなぜOK出すのだ、監督よ!


お昼を食べよう。
f:id:ese19731107:20170605131400j:plain
f:id:ese19731107:20170605131247j:plain
鶏煮込みそば。何も考えずにお店に入ったのですが、まあ美味しかった。


大忍者劇場へ。写真はまったくない。なぜ何も撮っていないんだ私は。
入口で小さな紙を受け取り、何かなーと思っていると、開演前の説明で「おひねりを入れる紙です」とのこと。外国人向けにも「チップ、ラップ、スロウ」と説明していました。分かりやすい。何だよ、強制ではないとはいえ、おひねりのおねだりかよ。
しかし、これが素晴らしかったのです。
トーリーは「巻物をめぐって闘う忍びたち」のみで、セリフもほぼなし。外国人でも楽しめます。
で、これがものすごいアクションと殺陣の連続なのです。セリフはないので、とにかくひたすら闘って逃げて跳んで回って斬って斬られてです。すげー!日本映画のアクションに幻滅したアウトローが集まって作り上げた演劇、と勝手にバックストーリーを考えてしまいましたよ。
主役の男女が、開始直後はおさる(モンキッキー)とキンタロー。だったのに、終わる頃には永瀬正敏武田梨奈に見えたもん。
終演後、もちろんおひねり投げるよね。500円包もうと思いましたが500円玉はなかったので200円入れて投げました。


f:id:ese19731107:20170605132950j:plain
忍者ゾーン。まずは左の忍者からす屋敷。ここは忍者からくり屋敷の中を上ったり下ったりする、アトラクション的な場所でした。私の前に外国人グループがいてとても楽しそうでよかった。内部の写真は忘れた。


続いて右側の格言迷路。巨大迷路の中に格言が貼ってあり、それを読めば「あれ、ここさっき来たな」という手掛かりになります。
で、ここが、とても難しい!そんなに広くないのにマジで分からなくて焦った。ここは忍びの場所なので、からくりもあるのだよ。ずーっと気づかなかったよー。
f:id:ese19731107:20170605135221j:plain
出口を見つけたときの感動よ!


お次はこちら。
f:id:ese19731107:20170605135321j:plain
f:id:ese19731107:20170605135327j:plain
建物の中が傾いていて、気持ち悪い。私は三半規管が弱いので、こういうのダメ。人は体が感じる重力ではなく見える風景の方を優先するのだな。体より脳。
ものすごく傾いているのでマイケル・ジャクソンの『スムース・クリミナル』ごっこもできます。写真は載せられない。
外に出て建物を見ると
f:id:ese19731107:20170605140041j:plain
こんなに傾いているのか!


お次は南町奉行所へ。
f:id:ese19731107:20170605144956j:plain
私の指が写りこんでいますが気にしないでください。
ここは大岡越前の名奉行の舞台を見るのですが、それだけではなく、お客の一人が大岡越前を演じるという参加型舞台でした。
「誰かやりたい人」と言われてもヘタレの私は手を上げられない。そして別のおじさんがご指名され、お着替えへ。出てきたおじさんはちょんまげに羽織袴と完全装備。いきなりで演技できるのかなーと思いましたが、たぶんちょんまげかつらの中にイヤモニがあり、セリフや動作の指示が出ているのでしょう。上手くいかなくても他の演者がうまくフォローしてくれて、おじさんの「ちょうどいい素人演技」もあり、とても面白かったです。


f:id:ese19731107:20170605140956j:plain
ここはゴミ箱もしゃれてるなー。
f:id:ese19731107:20170605145325j:plain
f:id:ese19731107:20170605145349j:plain
f:id:ese19731107:20170605145725j:plain
f:id:ese19731107:20170605145728j:plain
f:id:ese19731107:20170605150135j:plain
f:id:ese19731107:20170605150142j:plain
この仕打ち、ひどすぎない?
f:id:ese19731107:20170605150151j:plain
f:id:ese19731107:20170605150158j:plain
f:id:ese19731107:20170605150224j:plain
f:id:ese19731107:20170605150236j:plain
f:id:ese19731107:20170605150249j:plain
子供が見たら怖いんだろうなー。『地獄』の絵本と同じく、強烈な戒め効果があるな。
f:id:ese19731107:20170605150425j:plain


牢獄を見ていたら、花魁道中の時間になったので移動。TDLでいうパレードですな。
f:id:ese19731107:20170605152239j:plain
f:id:ese19731107:20170605152312j:plain
f:id:ese19731107:20170605152326j:plain
ものすごい高下駄をしゃなりしゃなりと揺らしながら歩く花魁様。足首ぐねったりしないのだろうか。


ここ日光江戸村は時代劇の撮影も行っていてオープンセットを見ることができるのですが、この日は何かの撮影が行われていてそのエリアには入れませんでした。残念。
f:id:ese19731107:20170605153005j:plain
f:id:ese19731107:20170605153025j:plain


時間が中途半端に空いているのでうろうろしていたらせんべい屋さんを発見しました。
f:id:ese19731107:20170605154608j:plain
f:id:ese19731107:20170605154700j:plain
これを
f:id:ese19731107:20170605154709j:plain
こうして
f:id:ese19731107:20170605154741j:plain
こうじゃー!
f:id:ese19731107:20170605155205j:plain
美味しい。蕎麦もそうだけど、自分で打ったり焼いたりするから旨い。


f:id:ese19731107:20170605160052j:plain
今日のラストは水芸座。
f:id:ese19731107:20170605161748j:plain
水芸って、当時はすごい芸だったんだろうけど、今見るといろいろなところに水の管が通っているんだなーというのが分かってしまうのでそんなにびっくり芸ではないのですが、それでも上手い。メインの女性が加藤綾子さんみたいできれいだった。感想が雑。
ここでもおひねりの紙をもらったので100円を包む。


そろそろ閉演時間なので帰ろう。
途中、キャストの皆さんがいらっしゃったので写真撮影をおねだりしたら快く引き受けてくれました。ありがとうございます。お礼を言って歩き出そうとしたら斬られた!そういうときはやっぱりリアクションしちゃうよね。やられたー。
斬られながら帰ろうとしたらさっき斬ったお侍さんが「いい人だな」と隣の町人役の人にぼそっと呟いたのが聞こえてしまった。嬉しいような恥ずかしいような。
f:id:ese19731107:20170605164711j:plain
閉演15分前。太鼓が鳴り響き、お奉行(?どういう人たち?)が整列。帰りの人のお見送りです。
f:id:ese19731107:20170605164909j:plain
贅沢なお見送り!


6時間近くも滞在してしまった。楽しかったです。
ここは入場料4,700円でして、少しお高いです。ネットを見てもそういう意見がある。でも、前日泊まった宿で購入したので4,000円でした。午前中に行った東武ワールドスクウェアも2,800円→2,500円でした。1,000円もお得!
で、4,000円は十分元が取れます。自分から楽しもうとすれば、どの建物も楽しいし、コマ回しなど小さな楽しみ方もたくさんあります。楽しみは自分次第やで。
あとはオープンセットを見たかったなー。もしまた来ることがあれば、ぜひ見たい。


建物もキャストさんも江戸の雰囲気を維持していてよかったです。現代を感じさせるものはほとんどなし。
しかし、私は見てしまったのです。出口を出たところに本部があり、そこにゲバラがいたことを…。
f:id:ese19731107:20170605165136j:plain
(分かるかな?)


もう一泊します。なのでこのブログも続きます。


忍者パーカー ブラック M-L

忍者パーカー ブラック M-L

栃木の旅2017、初夏。(その2)

2日目その1(東武ワールドスクウェア


2日目。朝から散歩・温泉・サウナと温泉宿を満喫した私は次なる目的地へ。
f:id:ese19731107:20170605090333j:plain
f:id:ese19731107:20170605090344j:plain
東武ワールドスクウェアです。公式サイト↓
www.tobuws.co.jp
「スクエア」でなく「スクウェア」なのね。ここは世界の有名建築物をすべて25分の1の縮尺で再現したテーマパークです。
正直、冷やかしで来ました。ミニチュアの建物がいくつかあるだけなんだろと。しかし、そのマジっぷりは素晴らしく、とても楽しかったです。舐めていてすまん。


というわけで、ひたすら写真を貼る。
f:id:ese19731107:20170605090435j:plain
f:id:ese19731107:20170605090459j:plain
f:id:ese19731107:20170605090555j:plain
f:id:ese19731107:20170605090853j:plain
f:id:ese19731107:20170605090901j:plain
国会議事堂です。東京スカイツリーです。東京駅です。東京ドームです。巨人VSダイエーです。
ここはすべてが25分の1縮尺なので、大きさの比較ができてよい。スカイツリーは25分の1でも大きかった。
f:id:ese19731107:20170605091016j:plain
f:id:ese19731107:20170605091144j:plain
f:id:ese19731107:20170605091247j:plain
f:id:ese19731107:20170605091411j:plain
f:id:ese19731107:20170605091428j:plain
成田空港、東京タワー、代々木競技場。ミニチュアのモブキャラたちもいい演技をしてくれています。それぞれ違っていてびっくり。


さて、そろそろ日本を脱出しましょう。
f:id:ese19731107:20170605091817j:plain
f:id:ese19731107:20170605091924j:plain
ワールドトレードセンターが残っている。これは貴重。今後も残してください。
f:id:ese19731107:20170605092134j:plain
f:id:ese19731107:20170605092224j:plain
f:id:ese19731107:20170605092235j:plain
f:id:ese19731107:20170605092256j:plain
f:id:ese19731107:20170605092307j:plain
f:id:ese19731107:20170605092330j:plain
『ウエストサイド物語』があったり強盗がいたり交通事故が起きたり、芸が細かい!マリリン・モンローもいたらしいですが確認できず。
f:id:ese19731107:20170605092433j:plain
f:id:ese19731107:20170605092523j:plain
ホワイトハウスにはたぶんトランプ大統領がいるみたいなのですが、遠くて確認できませんでした。


アメリカも脱出!
f:id:ese19731107:20170605092642j:plain
f:id:ese19731107:20170605092739j:plain
f:id:ese19731107:20170605092756j:plain
f:id:ese19731107:20170605093004j:plain
エジプトの3大ピラミッドです。すごい精巧。ラクダは歩いているし観光客も学者も現地の人もいる。見ているときりがない。
f:id:ese19731107:20170605093303j:plain
f:id:ese19731107:20170605093309j:plain


次はヨーロッパだ!
f:id:ese19731107:20170605093419j:plain
f:id:ese19731107:20170605093500j:plain
f:id:ese19731107:20170605093634j:plain
f:id:ese19731107:20170605093729j:plain
f:id:ese19731107:20170605094007j:plain
f:id:ese19731107:20170605094056j:plain
f:id:ese19731107:20170605094116j:plain
f:id:ese19731107:20170605094400j:plain
f:id:ese19731107:20170605094602j:plain
f:id:ese19731107:20170605094635j:plain
f:id:ese19731107:20170605094943j:plain
f:id:ese19731107:20170605094930j:plain
f:id:ese19731107:20170605094914j:plain
凱旋門ではお葬式が行われていました。
f:id:ese19731107:20170605095020j:plain
f:id:ese19731107:20170605095248j:plain
f:id:ese19731107:20170605095331j:plain
f:id:ese19731107:20170605095430j:plain
f:id:ese19731107:20170605095518j:plain
サグラダファミリアは建設途中の様子も見れます。実際は今どれくらいの進捗状況なのかな。
f:id:ese19731107:20170605095701j:plain
アルハンブラ宮殿は要塞っぽいのね。
f:id:ese19731107:20170605095853j:plain
f:id:ese19731107:20170605095909j:plain
f:id:ese19731107:20170605095943j:plain
f:id:ese19731107:20170605095831j:plain
ヴェルサイユ宮殿、広すぎ。他のお城や宮廷と比べても圧倒的。そりゃパンでもケーキでも食べ放題だわ。


お次はアジアだ!
f:id:ese19731107:20170605100039j:plain
f:id:ese19731107:20170605100507j:plain
f:id:ese19731107:20170605100456j:plain
f:id:ese19731107:20170605100649j:plain
f:id:ese19731107:20170605100658j:plain
映画『ラストエンペラー』の撮影中?
f:id:ese19731107:20170605100739j:plain
レフ版持っている人が!クレーン車も!
f:id:ese19731107:20170605100719j:plain
f:id:ese19731107:20170605100826j:plain
f:id:ese19731107:20170605100728j:plain
いた!愛新覚羅溥儀
f:id:ese19731107:20170605101440j:plain
f:id:ese19731107:20170605101508j:plain
f:id:ese19731107:20170605101416j:plain
西遊記』御一行がいた!
f:id:ese19731107:20170605101711j:plain
f:id:ese19731107:20170605101738j:plain
万里の長城を見ると韓国や台湾はちっちゃいなー、と思ってしまう。
f:id:ese19731107:20170605101840j:plain
f:id:ese19731107:20170605101826j:plain
と思ったら台湾の台北101、デカかった。


日本に帰国!
f:id:ese19731107:20170605102816j:plain
f:id:ese19731107:20170605102801j:plain
f:id:ese19731107:20170605103200j:plain
清水寺では今年の漢字の発表が行われています。
f:id:ese19731107:20170605103312j:plain
f:id:ese19731107:20170605103715j:plain
厳島神社、熊本城。行きたいなー。
f:id:ese19731107:20170605103731j:plain
f:id:ese19731107:20170605103737j:plain
日本の田園風景の中にカールおじさんいた!
f:id:ese19731107:20170605103830j:plain
メンテナンス中。こうやって日々塗り直さないとダメなのねー。維持って大変。


世界旅行を終え、スタート地点に戻る。
f:id:ese19731107:20170605104852j:plain
f:id:ese19731107:20170605105023j:plain
ベンチに座って休んでいると、突然音楽が鳴りだし球体が開いた!1曲の中で各国の楽器をフィーチャーするパートがあり、和楽器バンジョーやジャズなどが奏でられました。面白い。誰が作曲・アレンジしたんだろ。東武ワールドスクウェアの「イッツ・ア・スモール・ワールド」や!


面白かったです。そんなに期待していなかった分、その差額でより楽しめました。建物は本当に精巧にできていて、じっくり細かく見ても鑑賞に堪えうる。ピラミッドなんて石ひとつひとつ違うんだぜ。このクオリティは中国パクリではできないなー。
あと、モブキャラが素晴らしい。ひとりも同じ人はいないのです。みんなが生活しているその一瞬を切り取ったものがフィギュアになっている、そんな感じでした。じっくり見ているといくら時間があっても足りない。
結局私は2時間ほど滞在したのですが、最初はしゃぎすぎて後半疲れちゃった。写真の撮り方も徐々に雑に、単なる記録用として撮っているのが見返しても分かるなー。


この時点でまだ11時過ぎ。旅はまだまだ続くぜ。


これがあの曲なのか?