やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2018年5月ツイートまとめ(その2)




















Twitterのイメージについて。








































2018年5月ツイートまとめ(その1)




































岡村靖幸2018スプリングツアー「マキャベリン」@ZeppTokyo に行ってきました!感想

ご機嫌張り切りにゃんこスター


岡村靖幸のライブ、いやDATEに行ってきました。
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会場はZeppTokyo、今回のツアーは新潟に次いで2公演目。新潟はホールで席があってデンスし放題でとても快適でしたが、距離が結構あったので、動きや表情の記憶がほぼなく、今回はスタンディングで間近でその動きを見てこようと思い、参加しました。
(ちなみに、私は「参戦」とは書きません。だって戦に行くんじゃないもの。楽しみに行くんだもの)
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お花はDAOKOとベボベから。あと業界関係者からもいくつも来ていましたが、TBSチャンネルって何だろ。何かに出演するのかな?


今回は200番台後半の整理番号だったので、最前ブロックの一番後ろ上手側に陣取りました。5~6列目くらい?うん、新潟より近いぞ。
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しかし、開演直前に入り口付近から人が雪崩れ込んできて、ものすごい圧縮がありました。うおー、苦しい、暑い。
もう視界は半分塞がれた。白石さん・よこりん・田口さんは見えない。手も上げられない。スタンディングとホールはどちらも良し悪しありますが、モッシュは苦手だー。


セトリは、ラストの弾き語り以外は新潟公演と同じでした(ですよね?)ので、新潟公演のセトリを貼っておきます。これを書いている現在、まだZeppTokyo公演のセトリはアップされていないので。
www.livefans.jp
そもそも、このセトリって誰があげているの?一般人がライブ行ってここに書き込んでいるの?


というわけで、今回はセトリ以外で覚えていることを書きます。
えーっと、あまり覚えてないな…。スタンディングで必死に生き抜いていたのでステージへの記憶容量が減っているようだ。もしくは加齢だ。いろいろしてくれたのですが、「どの曲で」「具体的に何を」してくれたのか、全然記憶にない…。可愛かったしカッコよかったし面白かったしあざとかったしエロかったんだけど。
とりあえず、前半の曲で小さくお手振りをしてくれたのは、あれは完全に私に向けて振ってくれていたよね。あ、新潟に来てくれた君、また来てくれたね。って聞こえたよ。
岡村ちゃんのライブは目線が来た!投げキッス受け取った!とか皆さん妄想逞しく語りますよね。その気持ち分かります。でも私のは事実だからなあ。


一青窈『Lesson』ではとても可愛げな踊りをしていましたね。ぶりっ子か!
今回、メガネ外しは下手の1回のみ。あーん、こっち(上手)でもメガネ外ししてほしかったなー。
その分、上手ではスピーカーに乗りかかって歌ってくれました。これ、3回くらいやっていて、ずいぶん上手贔屓してくれるなーと思ったのですが、何とこちら側には車いすゾーンがあり、岡村ちゃんはそちらに向けてパフォーマンスをしてくれたようです。優しい!


『できるだけ純情でいたい』は『幸福』ツアーではBメロ部分(「どんな時代でも」「負けてるが」の部分)にリズムを強調する部分があり、とてもよかったのですが、今回のツアーは音源通りでした。ちょっと残念。
でも、この曲のアウトロで岡村ちゃんはデンスを盛りだくさんしてくれるのでとてもいい。曲の終わり方もカッコいい。


バンドメンバーのみのインストパートで、サックス上杉さんとギター田口さんの演奏バトルがあるのですが、そこで田口さんは何と背面弾き!こんなハードロック文化がここで見られるとは!とてもカッコよかった!そりゃギタリストはモテるわ。


『忘らんないよ』のAメロファルセットの部分、新潟ではあまり上手くないなー、今の岡村ちゃんの声だとファルセットは難しいのかなーと思ったのですが、この日はよかった!
全体的に、歌が丁寧でした。メロディも極力オリジナルに忠実だし、滑舌もはっきり。
そして、今日の岡村ちゃんはとてもご機嫌。いつも以上に笑顔がこぼれています。デンスもビシビシ決めるカッコいい部分と、思わず自分で笑っちゃうようなアドリブデンスもありました。にゃんこスターモーニング娘。恋愛レボリューション21』っぽい踊りもありましたよ。


その秘密はこの後明らかになります。今回のツアーは会場ごとにMC担当が違うのですが、今日は白石さん。これは今日の担当としてなのか、やはり東京は白石さんじゃなきゃ、ということなのか。
白石「今日は、キャメラがチョメチョメしているんです」
そう、DVDのための収録が入っているのです!だから張り切って、ご機嫌で、あざと可愛くて、丁寧で、一生懸命なのか!


『どんなことをして欲しいの僕に』ではネクタイをしたままボタンをいくつも外し、「ちょっと触ってみる?」と挑発し、曲が終わるとすぐ後ろ向いてボタンを直す岡村ちゃん。事後か!
あと、マイクスタンドに手を這わせていろいろ触っていましたね。マイクを股間に当てがって先っちょ部分をぐりぐりしていたのは別の曲かな。
『Punch↑』では「戦争が起きたら、僕に何ができるの?何もできない。そんなんだったら、新婚旅行でフランス、ドイツ、アメリカ、オーストリアに行って、いちゃいちゃして、ハネムーンベイビー作って、そしたら幸福が何か分かるかもしれない」と、新潟のときよりもワールドワイドな新婚旅行計画を打ち明けてくれました。


第2部ラストはもちろん『SUPER GIRL』で、この曲では「本当のダンスチャンスロマンスは自分次第だぜ」と岡村ちゃんはいつも言ってくれるのですが、この日は「自分次第だ、ゾ!」と言っていました。初めてのパターン!あざとすぎるぞ!可愛いぞ!
側転は遠くでやっていたのでよく見えなかった。お尻見たかったのに。


今回の弾き語りは、センターでアコギ、上手でエレピでした。うわーい、りょーほー、りょーほー!
まずはアコギ。ブルースのフレーズを弾きながら『東京ベイベ』。でも内容は何も覚えていなーい。大したことは言っていなかった気がするー。そしてこのフレーズのまま安全地帯『ワインレッドの心』を挟み込んで歌っていました。
よくこのブルース進行でこの曲歌えるな。もしかして同じコード進行なのか?そんなわけないよなー。岡村ちゃんはコードとメロディに新しい解釈を持ち込む。
続いてエレピに移動して松任谷由実『卒業写真』。正確には荒井由実か。
www.youtube.com
何とこの日はユーミンが見に来ていたそうで、そりゃユーミンやるよね。そりゃ張り切るよね。


『愛おしゃ』『ビバナミダ』で終了。ラストの投げキッスは私の上を通過するところでしたが、必死にジャンピングキャッチしました。危ない危ない。


終わってしまいました。終了後のピーチ撮影はOKと許可が出ましたので、撮る。
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私の力ではこれが限界だ。


今日のライブはよかった。よかったぞ!上にも書きましたが、張り切って、ご機嫌で、あざと可愛くて、丁寧で、一生懸命。これがDVDになるなら、胸張ってみんなに勧められます。
その際、ちゃんとライブの流れのまま収録してほしいです。『幸福』は『ヘアー』で終わるというぶつ切り編集だったのでもったいない。始まりの高揚感、前半のセトリの良さ、中盤の盛りあがり、後半のエロスパート、ラストの大団円まで、流れを意識して編集してくださいね!


映画『孤狼の血』 感想

映画じゃけえ、何をしてもええんじゃ


映画『孤狼の血』を見てきました。公式サイト↓
www.korou.jp
私は過去の『仁義なき戦い』などの一連のヤクザ映画を全く見たことないのでオマージュやリスペクトは全然分からないのですが、オープニングの「荒波に東映」の出し方とか新聞の輪転機とナレーションで状況説明するところなどはそうなんだろうなーと思いながら見ていました。
そんな私がこの作品を見たのは白石和彌監督作品だから。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『彼女がその名を知らない鳥たち』『サニー/32』の監督です。個人的には『サニー/32』だけめちゃくちゃ駄作ですが、それ以外は全部面白かったです。白石監督だったら見に行かなければならない。
過去作エントリ置いておきます。
ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com
で、本作はというと、


面白かった!!


(以下、ネタバレあります)
映画は、見たい人がお金を出して見にくる場所です。子供も含めた不特定多数が目にするテレビとは条件が違います。車を運転するのにシートベルトはしなくていいし、不道徳や倫理に反することもしていいのです。それが物語上必要であれば。
さらにこの作品は+R15なので、さらに踏み込んだ映像表現も可能です。


実際、映像はなかなかグロい。オープニングの養豚場での拷問シーン。豚の脱糞映像は、マジの脱糞ですよね。そしてその糞(さすがにこれは作り物ですが)を食わせ、さらに草刈りバサミで指をちょん切る。
はい、この映画はこういう映画です、耐えられない人はここで退場してね、と監督からラインを突きつけられるようなオープニングでした。
その後も無理におっぱい出さなくていいのに出す、無理に映さなくていいのに死体のグロい部分を映す、無理に映さなくていいのにチンコを映す、と+R15をフルに活用したシーンが目白押しです。「チンコはドアップにして輪郭を出さなければ映してOK」なのね。


あと、この作品は昭和63年の設定なので、映像もその時代にしなければならない。オフィスにエアコンはなく扇風機が回り、パソコンなんてもちろんなく黒電話。パソコンないから何でも手書きだし、出てくる車はフェンダーミラーの車ばかり。ドアミラーも古い形だし。街中の看板や映る小道具に至るまで、きちんと「この時代」になっていました。特にビールが昔のプルタブ方式だったのに感動しました。
『ソロモンの偽証』はもっと前の時代なのに500mlのペットボトルや『スマブラ』ののぼりなどが映っていましたからね。コストの問題もあるでしょうが、こういうのは意識とかこだわりの問題ですから。


本作の主役は役所広司。『渇き。』でも狂った刑事を演じていましたが、こちらの方が筋は通っている狂暴っぷり。とはいえ、捜査のためには何でもやっちゃう男です。わざと喧嘩を吹っ掛けて公務執行妨害等をチラつかせて証言を引き出したり、取り調べでは「暴力」では追い付かない「拷問」で自白させたり、逆に女性が相手ならフェラチオさせたり、証拠の録画テープを入手するために建物に放火したり。目的のためなら手段は選ばない。だって自分は警察だから、何をしてもええんじゃ。


その相棒に松坂桃李。「狂暴ベテラン刑事とインテリ新人刑事」というお馴染みの構図ですが、これも徐々に重層化し変化していきます。
こういう「この状況を何も知らない人」を配置すると、観客と同じ目線でいろいろ分かっていくので物語としては正しいし分かりやすい設定です。


ヤクザのフロント企業の社員が行方不明になり、これに暴力団が関わっているのではないかという疑惑。組同士の対立が激化し、いよいよ本格的抗争になろうかというところで何とか3日の猶予をもらう大上(役所広司)。時間がない、正規の手続きを踏んでいる時間はない。
同時に、日岡松坂桃李)は県警本部から大上の過去を調べろという指令を受けていた。だから広島大学卒のエリートがこんなマル暴に配属されたのだ。大上は14年前にヤクザを殺しているのではないか。
この、ヤクザ抗争のエスカレートとそれを止めるためのムチャな捜査パートと、大上の過去を探る日岡の動き(彼の心情の動きと、彼の密命がバレるのではというハラハラ)が並行して進むのですが、テンポいいし分かりやすいので混乱はしません。ヤクザの組やその構成員がややこしいところはあるけど。


大上と日岡が本音ギリギリ(言えない部分はあるから完全な本音にはならない)で語り合う場面、結構長いワンカットでした。ここ、普通の会話シーンなので普通にカット割って撮影してもいいのに、ひたすらカメラが張り付く。これにより緊張感が増す!
そして大上は消え、後日水死体として発見されます。日岡はショックを受けながら自分の部屋に戻ると、大上を追った秘密メモに大上の添削が入っていました!大上は日岡が自分を疑っていることを知っていたのです。
さらにクラブのママ(真木よう子)から大上のスクラップブックを受け取ります。そこには警察内部の不正などが詳細に記録されていました。これを持っているから大上は自由に行動でき、だからこそ警察はそれを入手しようと日岡を送り込んだのです。


大上の真意を知った日岡暴力団に情報を流し抗争を起こさせ、双方をお縄にかけます。大上の仇をこういう形で取る日岡
ラスト、大上の墓参りで桃子(阿部純子)の前で大上のタバコを吸う日岡。この作品は「継承」の物語でもあったのです。


そう、日岡の成長というか変化というか覚醒というか、そこが素晴らしかったです。当初真っ当な正義感を持った彼は、見ている私たちと同じ倫理観を持っています。それが徐々に変わっていき、ラストでは大上の遺志を受け継ぐ存在になっていく。それは見ている私たちの気持ちの変化でもあります。
松坂桃李の黒目がちな目がいい。普通に、当たり前に真っすぐ物事を見ている彼の目が、大上の死後養豚場のシーンでは感情を感じさせない目になっている。怖い!
この映画にはグロいシーンはいくつも出てきますが、この場面はジワジワと怖くないですか?脳震盪を起こして気を失った相手に馬乗りになり、殴り続ける。殴られた相手は泡を吹き血を吐いているのに殴るのを止めない。怖い!


暴力団の抗争と警察の駆け引き、そして刑事の背後と過去に関するミステリが上手く交わった傑作でした。それを傑作たらしめたのは白石監督の遠慮なき描写です。
そして続編が決定しましたが、役所広司なしで大丈夫?登場人物だいぶ死んじゃったけど大丈夫?続編では松坂桃李がギラギラになっているのかな? 


では最後に主役二人以外のキャストの感想を。
真木よう子
よかったけど、彼女じゃなきゃ、というほどでもなかったかな。痩せすぎるとおっぱいが変になる(入れ乳だったら)ので注意。
中村倫也
鉄砲玉になる若手組員。メインキャスト以外では彼がいちばんよかった!彼は『愚行録』でも全然違う顔でしたが、今回もまた違う顔。『日本で一番悪い奴ら』にも出ていたのか。全然気付かなかったな。
さらに今朝ドラではさわやかな若手イケメン。いやー、彼はいいぞ。この朝ドラで世間に見つかってしまう予感。
中村獅童
あの風体でヤクザ役じゃないなんて!今回はほとんど出てきませんが、強い印象を残す役でした。
ピエール瀧
アウトレイジ最終章』では下手くそな関西弁でしたが、広島弁だとあまり気にならなかったな。
MEGUMI
いちばん最初に出てくる女性ですが、このときはMEGUMIだとは気づきませんでした。でもエンドロールで名前を見たときに「あの女か!」とピンときました。そんなに美人じゃないけどエロい身体、というMEGUMIにぴったりな役でしたな。取調室から出てきたときに乱れた口紅を拭う仕草で何があったかを分からせる、上手い演出でした。


岡村靖幸2018スプリングツアー「マキャベリン」@新潟 に行ってきました!感想(その2)

前回のあらすじ↓
ese.hatenablog.com
今回のツアーのMCは白石さんオンリーではなく、バンドメンバー持ち回りで行っているそうで、この日はベース横倉さんが担当。よこりーん。
「前回の新潟ツアーのときは、オフに佐渡島へ岡村さんと行ってきました」とのこと!岡村ちゃん佐渡行ったのか!私も何度も行っているので、言ってくれれば案内したのに。
その後よこりんが何かしゃべっていると、「おかしいなあ、困りました」と白石さん乱入!「横倉さん、困りました。岡村靖幸公式スナック『雪の宿』を持ってくるのを忘れてしまいました」
そう、「雪の宿」は「岡村靖幸の宿」として新潟では公式スナックに認定されているのです!(私が勝手に認定した)
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そしたら客席から「あるよ!」と声が。そして客席を伝わって白石さんの元へ。前回に引き続き、持ってきている人がいた!
さらに甘酒を白石さんに渡す強者も。
白石「岡村さんにお供えしますか」とステージの中央に置いてよこりんと一緒に二礼二拍手一礼。
「お礼と言ってはなんですが、私からも『サラダホープ』を」とスーツのポケットからお菓子を取り出す白石さん。徹子さんの頭から飴が出てくるみたい!
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ちなみに雪の宿は三幸製菓、サラダホープ亀田製菓の商品です。どちらも新潟の会社ですが、ライバルですよ!


で、このMCの後は『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』と決まっています。
この流れもこの曲ももう何度も聴いているのに知っているのに、やはりアガる。私がDATE1年ぶりということもあり、高揚するよねー。
ちなみにBメロの「苦くほほ笑むけれど」の「けれど」の部分、2番の「辛いことばかりならば」の「ならば」の部分、どちらもオリジナルどおりの高いメロディで歌っていました。うん、本当にもう何も心配する必要ないんだな。


で、この曲の後は『だいすき』と決まっています。
この曲の後半で、「僕は君のことをだいすきだっけね!」と新潟弁で言ってくれました!さすが高校時代新潟に住んでいた男。


ここで第一部終了。幕が引かれます。
待っている間はもちろん手拍子を続けるのですが、全然やらない人もいるんですよねー。あなたは次を見たくないの?じゃあ帰りなさいよ。次があることが分かっていても、手拍子で盛り上げてやるのがファンのすべきことだと思うのです。演者も人間、よりやる気にさせてパフォーマンスしてもらいましょうよ。


第二部は、スティービー・ワンダー『Superstition』でスタート!邦題は『迷信』です。
www.youtube.com
この曲大好き!メロディだけでなく、どの楽器も主役になっているのがいい。ドラムもベースもホーンも全部いい。
そして岡村ちゃんはこの曲でも私たちに歌えと命じるのです。うう、この曲好きなのですが、何と読むのか20年以上あやふやなままなので、あやふやなまま「さぱーすてぃしょん!」とふがふが歌いました。


お次は『どんなことをして欲しいの僕に』!おおう!この曲って、最近のライブで歌ったことありましたっけ?
そして!ここで!エロスターイム!
そういえば、この日はここまでエロス要素はほぼゼロでしたな。それが!ここで!マイクスタンドを使ったお戯れを!「ねえ、ちょっと触っていい?もうちょっと触っていい?」と言いながらマイクスタンドをエロく触るのです。
まあ、私はおっさんなのでここで「萌える!」「濡れる!」とかはないのですが、会場は大爆発でしたよ。


続いて『Punch↑』。ここでもエロスタイムは確変継続中。「新潟ベイベ。もし戦争が起きたら僕に何ができるの?何もできない。そんなんだったら結婚して、新婚旅行行って、フランスとかノルウェーとかドイツとかヨーロッパ全土を回って、ハネムーンベイビーをつくったら、幸せが何か分かるかもしれない」
『祈りの季節』では「新潟、高齢化社会なの?」そうだけど、その言い方は新潟の地方問題みたいですよ。「新潟子供産んで!」主語がデカい!
この2曲、つなぎがとても上手くていつの間にか『祈りの季節』になった記憶がある。
ここでもエロスな動きをしていたんだけどなー、覚えてないなー。「そうか、ここはエロスパートなのか!」と思いながら見ていました。
そう、このツアーはセトリの曲目自体もいいけど、その置きどころもいい。踊るパート、盛りあがるパート、濡れるパート。考え抜かれているなー。


再びMCタイム、再びよこりん。グッズ紹介の時間。私、この時間好きじゃない。売らんかなはあまり前面に出さないでほしいなー。
途中から白石さんも入ってMCは続く。何しゃべっていたっけ?覚えてないけど、ちょっと長くない?と思いながら聞いていました。
そうだ、何かの流れで客席から白石さんに「フゥ~」という冷やかしがあって「それを岡村さんに言ってみましょうか」で「フゥ~」と言ったところ、白石さんから「ぬるいフゥ~ありがとうございます」というくだりがあったな。


「あと1曲」といえばもちろんこの曲『Super Girl』
この曲には「本当のダンスチャンスロマンスは自分次第だぜ」という歌詞があって、曲中岡村ちゃんも「自分次第だよ、分かってる?」と言ってくれます。ここ、以前は「いろいろあった岡村ちゃんが言う重み!」と毎回泣きながら受け止めていたのですが、最近は「そうだよね!」くらいの軽い感じで受け取れるようになってきました。何度も聴いて慣れてきたということもありますが、それ以上に岡村ちゃんが普通の活動を普通に継続してくれるのが普通になっているから。特別じゃなくなっているから。この言葉の重みが軽くなっていることの嬉しさよ!分かる?
あと、この曲は毎回岡村ちゃんの側転があるのですが、今回は背中向きで側転してくれたので、お尻がよく見えた!お尻!


さあ、アンコールです。手拍子手拍子。今回、手拍子のリズムを狂わす「妖怪アンコールずらし」が登場せず、皆さん素晴らしい手拍子を続けておられました。
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今回の弾き語りはアコギでユーミン『あの日にかえりたい』と安全地帯井上陽水『夏の終わりのハーモニー』でした。
岡村ちゃんはアコギの弾き語りでも絶対ローコードのみでは弾かないですね。そのコードの押さえ方、何?そしてバラードでもアルペジオではなくリズム重視の弾き方をする。
今回歌った2曲のうち、『夏の終わりのハーモニー』がものすごくよかった!キーを変えているのか分かりませんが、岡村ちゃんの今の声にどハマリ。中低音の倍音がめちゃ響き、まるでオペラ歌手のようでした。
弾き語りはこれでおしまい。あれ?新潟ベイベは?新潟ベイベは?あーん、残念。


続いてスティービー・ワンダー『All in Love is Fair 』。私、この曲知らないです…。
www.youtube.com
そして『友人のふり』。おお!いつも弾き語りでしか歌わず、しかも3分の2を私たちに歌わせる岡村ちゃんが、久しぶりにバンド演奏でフルで歌ってくれた!


『愛はおしゃれじゃない』『ビバナミダ』でおしまい。ああ、この曲が始まると「終わっちゃう」と思ってしまうのはいいことなのか悪いことなのか。ラストの曲は毎回変えてもいいんだぜ。
『ビバナミダ』はラストが過剰で盛りあがる!投げキッスも会場中に振り撒いてくれました。もちろん私もキャッチしましたよ!


終わってしまいました。復活以降年2回ツアーをしてくれて私はほぼ毎回参加していたのですが、前回不参加だったためか、すげー良かった!やはり溜めてから出すと気持ちいい。俺は何を言っているんだ。
今回のツアーは前半のセトリが良すぎてもう泣いちゃった。号泣メーン!ですよ。その分中盤以降はやはり毎回同じ構成なのね。もっと裏切っていいのよ。
あと、最近のライブでは笑顔がよく出ていてとてもいい。岡村ちゃんが楽しいと私も楽しい。もっと前でもっとお顔を見たかったなー。


「人は欠損に恋をする」とは高須院長の言葉で、「アイドルは魅力が実力を凌駕している状態」とは宇多丸さんの言葉です。音楽的な才能はとてもつもなく巨大ですが、それを上回る魅力も持っている岡村ちゃん。それは「いつまでこの幸福が続くんだろう」という不安定さのせいもあります。それが、ここ数年完全に安定期に入っており、そういう危うさはなくなりました。それはもちろん歓迎すべきことでありがたいのですが、マンネリに近づいているのも事実。
去年の「『アウブル』ラストから外す事変」の大改革でフレッシュさを取り戻したので、今後も毎回驚きのセトリと構成にしてほしいな。ぜいたくなお願い。