やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

真心ブラザーズ ライブ「KING OF ROCK 20th」に行ってきました! 感想(その2)

前回のお話。↓ese.hatenablog.com


アンコールです。オープニングと同じT-REXのSEが流れ、メンバー登場。今回はYO-KINGはいるけど桜井さんがいない。
と思っていたら登場した桜井さんがハンドマイクを手に「だる~い感じ!」!ここでまた「スピード」!本日3回目!でも、今日イチの盛り上がり。「STONE」を超えた!
「うろ覚えだぜ」と言いながら歌う桜井さんは、確かにうろ覚えでした。愛せる!
ラストでは今のYO-KINGはやってくれない「モニターを踏み台にしたジャンプ」も披露してくれました。高さは全然なかったけど。 


YO-KING「急遽またT-REXお願いしますっていうから裏はてんやわんやですよ」何と、セトリにはなかったのか!この桜井さんの思い付き、素晴らしい。
桜井「このアルバムの前までは我々は世間的には『フォークバンド』というくくりだったけど、93年くらいかな、突然YO-KINGさんが謎のハイテンション期になりまして」Y「91~92年くらいからじゃない?『KING OF ROCK』への道があるとするならば、最初の曲はこれです」
という流れで「花のランランパワー」。えー、そうなの?確かにハイテンションソングですが。


Opening song Kobo Chan/コボちゃん - 花のランランパワー - YouTube
曲が終わりYO-KING「これが『KING OF ROCK』への道、1曲目です。次は、『モルツ』です(笑)」もちろん冗談です。
この当時はタイアップがあってそれ用の曲を作り、カップリングで自分たちのやりたいことをやっていたそうです。


次は「素晴らしきこの世界」。名曲!
真心ブラザーズ - 素晴らしきこの世界 - YouTube
YO-KINGはギターは上手くありません。しかし、アコギの弾き語りだと上手いんだよなあ。この曲はエレキだけど。


YO-KINGのアップルウォッチをいじる桜井さん。YO-KING「これすごいんだよ。時刻分かるよ」桜井「おもしろーい!(棒)」二人の掛け合い、最高です。
続いて「月面」!うわー、嬉しい選曲!
真心ブラザーズ - 月面 - YouTube


桜井「天才桜井が作りました」でやる曲といえばもちろん「サマーヌード」。こういうコアなライブでもやっぱりやるのね。個人的にはたまにはなくてもいいと思うのですが、エンターテイメントとしてはお客の望むものはやるべきなんだろうな。
ダブルアンコールで「I'M SO GREAT!」。この曲はCDで聴いても良さの半分しか伝わらない。ライブで映える曲ですな。


終わってしまった。時間を見ると21:10。ちょうど2時間。ああ、物足りない!もっと演奏して欲しいしもっと喋って欲しい。
でも大満足。間違いない選曲でテッパンのライブを見せてくれました。


やはり「KING OF ROCK」は、あの当時の才能爆発していたYO-KINGでしか生み出せない特別なアルバムだと思います。今同じものを作ってくれというのは無理な注文。
でも、今の真心でしか生み出せない、特別なアルバムも聴きたいのです。最近のYO-KINGはリラックスしすぎで、個人的には物足りない。このハイテンションや俺様ソングでなくてもいいので、もっと力強い曲が欲しいなあ、というおねだり。


GOODDEST

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KING OF ROCK

KING OF ROCK