『西日本豪雨復興支援チャリティコンサート~空に星が綺麗プロジェクト~』に行ってきました! 感想(その2)
大人になろうぜ
前回のお話↓
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お次はCHARA。
CHARA「本番らしい格好にしてきたよ。この髪型、何の動物か分かる?」
斉藤「分かんない。ネズミ?」
CHARA「キリンだよ!」
歌う曲はせっちゃんドラム、CHARAキーボード弾き語りで『Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜』。これ、ドラムとキーボードだけなのに、音源と変わらない感じでしたよ!CHARAキーボード上手い!!
いや、マジで、キーボードだけなのに何でこんなに広がりがあるの?冒頭のキーボードだけの部分と、サビの全楽器入り混じる部分、本当にキーボードだけ?すごいもん見た。
曲終わりでドラムからアコギにせっちゃんが移動し、二人でどんなコラボするのかなーと思っていたら、
CHARA「せっかくなんで、呼んじゃいますか。や・す・ゆ・き」
ここで岡村ちゃん登場!さらっと登場し、しれっとアコギ席に座る岡村ちゃん。俺、トークはしないんで。
ここまでみなさん「トーク→演奏」だったので、岡村ちゃんはせっちゃんとどんなトークするのかなーと思っていたのですが、こういうトークの回避法があったか!マネーロンダリング!
CHARA「私たち、ライブ初?」
岡村「はい」(マイクには入らない声で)
という流れで『レモンキャンディ』!!!
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岡村ちゃんはアコギとコーラス担当。いつもの「コーラスのくせにメインを食っちゃうあいつ」ではなく、おとなしめのコーラスでした。まあ、コーラスって本来そういうもんですが。
ここ、岡村ちゃんは自分の譜面台ではなくCHARAの譜面台を凝視していたのですが、どうしたのかな。自分の譜面台は次にやる自分の曲が出てたのかな。
曲終わりでCHARAとせっちゃん退場。
さあ、岡村ちゃんの時間です。何をやってくれるのかなー。
リズムトラックが流れる中、岡村ちゃんがギターをカッティングし始めます。今日のギターはオベーションではなく普通のアコギ。確かに弾き語りのときはオベーションでないときもあるな。
歌い出したのは『19』!1コーラス歌った後、そのままのリズムトラックの中、「たぶん23歳~」!『家庭教師』です!
さらにそのまま『愛はおしゃれじゃない』を1フレーズ歌って『住所』!!贅沢!1曲丸々でないとはいえ、4曲も披露!ワシントンゴーゴー(もしくはゴーゴーファンク)じゃないか!(※同じリズムビートで何曲もメドレーする演奏のこと)
まだ終わらない。「チャリティーベイベ!チャリティーベイベ!」というコール&レスポンス!初めて聞いたよ「チャリティーベイベ」という単語。
曲終わりでせっちゃん登場。
斉藤「いやー、すごい。チャリティーにベイベをつけるとは。さすがです」
斉藤「今日はありがとうございます」
岡村「とんでもないです」
岡村ちゃんがしゃべったぞ!
斉藤「最近よく飲みに行くんです。そこでギターがあるとインチキブルースをよくやるんですけど、今日、それをやるんですか?」
岡村「はい」岡村ちゃんがしゃべったぞ!
というわけで即興ブルースセッションスタート。ブルースは12小節1ループでコード進行も決まっているのセッションしやすい音楽ジャンルですが、それでも相手は岡村ちゃんです。何をしでかすか分からない。
「君は人を愛したことがあるかい。深く深くせつなく。人を好きになると我を失って自分らしくないことを言っちゃったり泣いたり。でもでもやっぱり生きててよかったって思う時がある。人を愛すると苦しくて切なくて汗をかいて下着を買いに行って勉強して塾に行って。それはつまり人生を生きているってことさ」
ギターソロをせっちゃんに弾かせて、せっちゃんは「終わりだよ」と目線を送っても岡村ちゃんは「ワンモアタイム、ワンモワタイム」と返すドSっぷり。なのでもう1ループソロを弾き倒すせっちゃんでした。
せっちゃんの素晴らしいソロプレイに「さすが」と発する岡村ちゃん。岡村ちゃんがしゃべったぞ!
曲はまだ続いています。「さすがのベイベ~。俺もさすがと言われたいぜ、ベッドの中で。キスしてるときも『さすが』って言われたいぜ。君もそうだろ?」
キスしているときも??
(弾き語りの内容は自分の記憶と皆さんのツイートの寄せ集めなので言葉は前後しているかもしれません)
曲が終わり、二人がっしりハグ。そしてそそくさと帰る岡村ちゃん。
斉藤「何を歌っているんでしょうか、あの人は」その通りです、斉藤さん。
アンコールでカーリングシトーンズの面々を呼び込み、何をするのかなーと思っていたら、もう一人飛び入りゲスト、荻野目洋子さん!
せっちゃんがライブで『ダンシングヒーロー』を歌っているということを聞きつけ、このチャリティーイベントがあるのでぜひ一緒にやりたいという流れだそうです。
斉藤「最近岡村ちゃんと仲いいのもあって、踊れたら人生楽しいだろうなって思って」
というわけで、カーリングシトーンズがダンサーとなって『ダンシングヒーロー』!何だこのシュールな画は!ちなみに民生は思った以上に踊れて、YO-KINGは思った通り踊れてなかったです。
客席の皆さんも、結構踊れていた。客席の年齢層が想像できますね。
この、変なカオスなシュールな時間を終え、いよいよラストへ。CHARAと藤原さくらを呼び込み、岡村ちゃんを除く全員で『歩いて帰ろう』。岡村ちゃん、何で出ないの!!いつまで自分を守っているんだ。
この件について「これこそが岡村ちゃん」「岡村ちゃんだからこれでいい」という意見も見ましたが、私は反対です。この期に及んで、何をカッコつけているの?『ダンシングヒーロー』を踊れとは言わないけど、ラストの全員集合くらい出てよ。ギター弾くでもデンスするでもいいけど、出てよ。シトーンズの皆さんの頑張りを見なよ。そのカッコつけ、ダセーよ。
曲終わりで出演者全員手をつないでのカーテンコール。岡村ちゃんはー?
そして全員が退場した後、せっちゃんひとりで『空に星が綺麗』。そう、このイベントはこの曲がなきゃね。
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終わりました。18:30ちょうどに始まって終演21:25。ほぼ3時間。みんな2曲程度でもこれだけの出演者がいたらこれくらいの時間になるよねー。
せっちゃん、お疲れさまでした。このイベントを開催するまでにいろいろ準備も大変だったでしょうが、この本番での司会進行・ホストとしての振る舞いも素晴らしかったです。ゆるいながらもきちんと皆さんを紹介・進行していました。
こういう主催者がはっきりしているイベントは、イベント自体が主催者のカラーになりますね。この日は「チャリティー」というお題目はありつつイベントの最中はそういう堅苦しい空気は一切なく、ゆるく楽しい空気に終始していました。
重ね重ね、せっちゃんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。