やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

栃木の旅2017、初夏。(その3)

2日目その2(日光江戸村


東武ワールドスクウェアを堪能し、お次は日光江戸村へ。今は江戸ワンダーランドというのか。
edowonderland.net
またしてもひたすら写真を貼っていく。
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もぎり(ここでは「関所改め」という)のお兄さんがいい声で、それだけで気分はあがる。つかみは大事。


中は、当たり前ですが江戸です。キャストだけでなくお土産屋さんの店員なども含め、みんな江戸の格好、言葉遣いです。徹底していて偉い。
お客である私たちも町人や侍、忍者やお殿様などいろいろ変身して場内を回ることもできるのですが、なかなかお高いので諦めた。彼女と来ていたらノリでやっていたかも。
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舞台では南京玉すだれの芸をやっていました。
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地獄寺。お化け屋敷でした。そんなに怖くなかったのですが、「角を曲がると人(人形)がいる」がいちばん怖かった。『水曜日のダウンタウン』は正しい。
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日光江戸村ミッキーマウス、にゃんまげ様の映画があったので見る。
内容はまあ批評するようなものではないので何も言わないけど、映像が劣化しすぎ。3D用の映像かよ、とか紀里谷和明監督『GOEMON』みたいなCGだな、とか思いながら見ていました。あと、お姫様役の女優の声とセリフ回しが完全に松野明美さんでした。この声この演技この言い方でなぜOK出すのだ、監督よ!


お昼を食べよう。
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鶏煮込みそば。何も考えずにお店に入ったのですが、まあ美味しかった。


大忍者劇場へ。写真はまったくない。なぜ何も撮っていないんだ私は。
入口で小さな紙を受け取り、何かなーと思っていると、開演前の説明で「おひねりを入れる紙です」とのこと。外国人向けにも「チップ、ラップ、スロウ」と説明していました。分かりやすい。何だよ、強制ではないとはいえ、おひねりのおねだりかよ。
しかし、これが素晴らしかったのです。
トーリーは「巻物をめぐって闘う忍びたち」のみで、セリフもほぼなし。外国人でも楽しめます。
で、これがものすごいアクションと殺陣の連続なのです。セリフはないので、とにかくひたすら闘って逃げて跳んで回って斬って斬られてです。すげー!日本映画のアクションに幻滅したアウトローが集まって作り上げた演劇、と勝手にバックストーリーを考えてしまいましたよ。
主役の男女が、開始直後はおさる(モンキッキー)とキンタロー。だったのに、終わる頃には永瀬正敏武田梨奈に見えたもん。
終演後、もちろんおひねり投げるよね。500円包もうと思いましたが500円玉はなかったので200円入れて投げました。


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忍者ゾーン。まずは左の忍者からす屋敷。ここは忍者からくり屋敷の中を上ったり下ったりする、アトラクション的な場所でした。私の前に外国人グループがいてとても楽しそうでよかった。内部の写真は忘れた。


続いて右側の格言迷路。巨大迷路の中に格言が貼ってあり、それを読めば「あれ、ここさっき来たな」という手掛かりになります。
で、ここが、とても難しい!そんなに広くないのにマジで分からなくて焦った。ここは忍びの場所なので、からくりもあるのだよ。ずーっと気づかなかったよー。
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出口を見つけたときの感動よ!


お次はこちら。
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建物の中が傾いていて、気持ち悪い。私は三半規管が弱いので、こういうのダメ。人は体が感じる重力ではなく見える風景の方を優先するのだな。体より脳。
ものすごく傾いているのでマイケル・ジャクソンの『スムース・クリミナル』ごっこもできます。写真は載せられない。
外に出て建物を見ると
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こんなに傾いているのか!


お次は南町奉行所へ。
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私の指が写りこんでいますが気にしないでください。
ここは大岡越前の名奉行の舞台を見るのですが、それだけではなく、お客の一人が大岡越前を演じるという参加型舞台でした。
「誰かやりたい人」と言われてもヘタレの私は手を上げられない。そして別のおじさんがご指名され、お着替えへ。出てきたおじさんはちょんまげに羽織袴と完全装備。いきなりで演技できるのかなーと思いましたが、たぶんちょんまげかつらの中にイヤモニがあり、セリフや動作の指示が出ているのでしょう。上手くいかなくても他の演者がうまくフォローしてくれて、おじさんの「ちょうどいい素人演技」もあり、とても面白かったです。


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ここはゴミ箱もしゃれてるなー。
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この仕打ち、ひどすぎない?
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子供が見たら怖いんだろうなー。『地獄』の絵本と同じく、強烈な戒め効果があるな。
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牢獄を見ていたら、花魁道中の時間になったので移動。TDLでいうパレードですな。
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ものすごい高下駄をしゃなりしゃなりと揺らしながら歩く花魁様。足首ぐねったりしないのだろうか。


ここ日光江戸村は時代劇の撮影も行っていてオープンセットを見ることができるのですが、この日は何かの撮影が行われていてそのエリアには入れませんでした。残念。
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時間が中途半端に空いているのでうろうろしていたらせんべい屋さんを発見しました。
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これを
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こうして
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こうじゃー!
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美味しい。蕎麦もそうだけど、自分で打ったり焼いたりするから旨い。


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今日のラストは水芸座。
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水芸って、当時はすごい芸だったんだろうけど、今見るといろいろなところに水の管が通っているんだなーというのが分かってしまうのでそんなにびっくり芸ではないのですが、それでも上手い。メインの女性が加藤綾子さんみたいできれいだった。感想が雑。
ここでもおひねりの紙をもらったので100円を包む。


そろそろ閉演時間なので帰ろう。
途中、キャストの皆さんがいらっしゃったので写真撮影をおねだりしたら快く引き受けてくれました。ありがとうございます。お礼を言って歩き出そうとしたら斬られた!そういうときはやっぱりリアクションしちゃうよね。やられたー。
斬られながら帰ろうとしたらさっき斬ったお侍さんが「いい人だな」と隣の町人役の人にぼそっと呟いたのが聞こえてしまった。嬉しいような恥ずかしいような。
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閉演15分前。太鼓が鳴り響き、お奉行(?どういう人たち?)が整列。帰りの人のお見送りです。
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贅沢なお見送り!


6時間近くも滞在してしまった。楽しかったです。
ここは入場料4,700円でして、少しお高いです。ネットを見てもそういう意見がある。でも、前日泊まった宿で購入したので4,000円でした。午前中に行った東武ワールドスクウェアも2,800円→2,500円でした。1,000円もお得!
で、4,000円は十分元が取れます。自分から楽しもうとすれば、どの建物も楽しいし、コマ回しなど小さな楽しみ方もたくさんあります。楽しみは自分次第やで。
あとはオープンセットを見たかったなー。もしまた来ることがあれば、ぜひ見たい。


建物もキャストさんも江戸の雰囲気を維持していてよかったです。現代を感じさせるものはほとんどなし。
しかし、私は見てしまったのです。出口を出たところに本部があり、そこにゲバラがいたことを…。
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(分かるかな?)


もう一泊します。なのでこのブログも続きます。


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