フジロックへ行ってきました。
チケットは予約していませんでしたが、朝起きて雨も降っていないようだし、フジならチケットなしでも行けるはずと思い、電車に乗って行きました。
フジロックは、苗場で開催された最初の年に行った以来です。その年はまだハイスタがいて、生まれて初めてパンクのライブでモッシュやダイブを体験して死にそうになった思い出があります。
というわけで越後湯沢駅。町を挙げて応援している感じがいいですね。ロックインジャパンのひたちなかもそんな感じ。大変でしょうが、この数日間でだいぶお金も落としてくれるでしょうから、頑張りましょう。
そして、当たり前だけど外国人が多い!確かに、洋楽メインのフェスなんてこのフジロックとサマソニくらいしかないですもんね。いつも思うけど、外国人はDNAが違うなあ。体の大きさから顔のパーツまで、全然違う。この人が本国ではどのレベルかは分かりませんが、ここ日本では確実にイケメンの部類ですよ、という人ばかり。そう思うと、ハーフの人はいいとこどりだな!
また、他のフェスとはファッションが違います。ロックインジャパンはもっとカジュアルだし、apバンクフェスなら森ガールも多い。それが、フジロックは完全に「アウトドア」です。ロックフェスのファッションではありません。登山靴や長靴は当たり前。ストック持っている人も多数。私も一応そのつもりで来ましたが、それでも準備が甘かったかもしれない。
越後湯沢駅からシャトルバスに揺られること40分、11:40ついに到着!
今回は出演者もタイムテーブルも全く調べずに来たので、ライブより会場を楽しもう、と思って散策しています。
まずは腹ごしらえ。
新潟名物タレカツ丼です。ビールは会場に着いてすぐ飲んでしまったので写真のビールは2杯目です。
グリーンステージ。YO LA TENGO。フェスは遠くからでも楽しめるのが醍醐味の一つですが、PAや照明の後ろはステージが見えない。それがここにモニター付けると見える!これ、いいですね。
続いてホワイトステージ。PORTUGAL.THE MANかな?
さすがフジロック。ちょっと雨が降ってくると皆さんすぐに雨具を装着。晴れたらすぐに脱ぐ。非常にフレキシブル。雨が降っているのに濡れるままではしゃぐ人はとても少ない。皆さん、分かってらっしゃる。
途中には大道芸人もいました。炎天下の中頑張っていらっしゃる。そして観客が熱く温かいのがいいですね。一緒に盛り上げている感じ。
そして2食目。フォーです。にゅうめんみたい。もちろんビールも。
「モテキ」でもありましたね、川原のシーン。長澤まさみを探しましたがいませんでした。
あと、久しぶりに川に頭突っ込んだ。気持ち良かったー。でもこれ、滝をのぼってるみたい。 pic.twitter.com/PaNq2JzZE4
— 大根仁 (@hitoshione) 2013, 7月 29
大根監督はいたらしいです。お会いできませんでしたが(同じ日だったかも分からないけど)。
こういうステキな顔出し看板も会場内にはいくつもありました。顔を出す勇気はありません。
電話ズ。岡本さんの動きはヒロトや江頭のレベルにまで達しているな、と思いながら堪能させていただきました。
あと、ステージの横がすぐ山!森!緑!な感じが素晴らしい。
ここまで、雨は時折降りながらも大雨にはならずいい感じ。地面は前日までの雨もあって場所によってはぬかるんでいるところもありましたが、でもいい感じ。フジロックサバイバルにはなっていません。
そこでドラゴンドラに乗ってみました。
そしたら、乗りはじめたら急に雨が強くなってきました。風景も見えなーい。
頂上まで着いたら完全に本降り。雨具を着ていてもちょっと辛いレベル。
展望台へ登っても、景色は何も見えません。
これはだめだと思い下りのゴンドラに乗ろうと思ったら長蛇の列。雨が嫌なので並んでいるのに、そのためには雨に打たれなければならないシステムです。
そして下まで降りたら雨は上がっていました。何だよ!私が山の上にいた間だけ降っていたのか山の上だけ降っているのか分かりませんが、悔しい。
フィールドオブヘブン、オレンジコート。全然知らないミュージシャンでも、やっぱりプロは上手い。気楽に演奏しているようでドラムとベースのグルーヴバッチリ。やっぱりまだ外国人にグルーヴは勝てないのかな。
雨は断続的に降り、地面はだいぶぬかるんできました。
そしてトイレにも長蛇の列。
この辺はロックインジャパンを見習ってほしいなあ。この時間はもったいないです。こういう部分で快楽や快活を減じるのはもったいない。
本日3食目。カレーです。もちろんビールも。4杯目。辛口頼んだら、辛い!辛いのは好きだし平気な方ですが、辛い!でも美味い。
さらに奥へ進むと、こんなテントが。中を覗くと箱バンのような演奏に合わせて綺麗なお姉ちゃんがベリーダンスを踊っていました。
見たいけどよく見えない!私と同じような不純な男がたくさんいるから。
ここではポールダンスもやっているそうですが、時間が合わずに見ることができませんでした。
中にはこんなオブジェも。
ちょっと暗くなってきました。帰りましょう。明日も仕事だ。
シャトルバスではこの時間でも結構な列。行きとは違ってバスも頻繁に来ない。しばらく待って19:30、ようやくバスが来たのですが、ぎっちり詰め込むので何と立ってつり革。むむむ、ずっと立ちっぱなしだったので座りたかった…。このまま駅まで40分…。
越後湯沢駅の横断幕にちょっとグッときて家路に着きました。
フジロックはやっぱり他のフェスとは違いますね。音楽が第一でなくてもいい感じ。そして気候も含めてちょっとハードなのでフェスというよりアウトドア。自分で楽しむ気がある人は楽しめるけど、この環境を苦痛に感じる人は合わないかも。
トイレ不足は気になりましたが、でもやっぱり素晴らしい。DIYな精神が会場全体に行き渡っている感じ。
そして、食事が素晴らしかったです。私は3食しか食べることができませんでしたが、美味しそうなメニュー・お店がたくさん。最後にもう1食食べればよかった。
ありがとうフジロック!今年の夏はここからスタートです!