やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

「レキシツアー もう一度遺跡について考えてみよう」新潟 に行ってきました! 感想(その2)

笑顔と笑いと音楽愛しかない3時間


前回の続きです。
「レキシツアー もう一度遺跡について考えてみよう」新潟 に行ってきました! 感想(その1) - やりやすいことから少しずつ
「次はお犬様の曲です。ゲストがいますので、渡君、呼んできて」
えー、この地方ツアーでもゲスト来るの!?そしてこの曲だったら尼ンダ(二階堂和美)さんじゃないか!と思って興奮していたら、出てきたのは犬の被り物をした渡さん。期待していた会場の空気の中、いたたまれない表情の渡さん。
「出オチだから。見て、『あー』で終わりだから」池ちゃん、冷たい。そして小道具箱の中からメンバー全員分の犬の被り物を出して、みんなで被ります。
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(微妙に犬の表情が違うな。どっちだったかな)
池ちゃんはアフロがでかすぎてアゴでは留められず、後頭部で固定。はみ出たアフロの部分を指しながら「こういうのは武道館では見えないからね。これくらいの箱の方が好き」と嬉しいことを言ってくれます。
というわけで演者全員犬の被り物。「どうも、MAN WITH A MISSIONです。って違うわ。顔見えてるわ」王道のボケとツッコミ、ありがとうございます。


「次の曲はこれが活躍します」と小道具箱から十手を取り出す池ちゃん。十手を横に持ち、揺らしながら「曲がって見えますか?セコムしてますか?」。文字にすると全然面白くないな。あの時は爆笑してたのに。
十手は2種類あり、小さい十手を私たちに預けます。お客さんの中を順繰りバトンパスされる十手。ありがたいのかそうでないのか分かりませんが、私も触ることができました。池ちゃんは大きい十手を持ちながら「ちゃんと返してね。もしカバンに入れる輩がいたら『この人カバンに入れましたー』って教えてね。そしたら『御用だ!』ってやるから」うーむ、文字だと面白くない。
で、十手が回っている間も「キャッチミー」の部分のハモリを何度もやる池ちゃんと渡さん。今冷静に振り返ればくどいんですが、その瞬間は楽しくてしょうがない。そういえば池ちゃんも「皆さん、楽しんでますか?でも俺の方が楽しいからな!」と何度も言っていたな。やってる方も楽しいんだろうな。
この曲の後半にあるもち政宗(持田香織)さんの「奪われちゃうの、御用心」のフレーズは、池ちゃんが機械のボタンを押して持田さんの声を流していました。録音か!池ちゃんパターンも聞いてみたかったな。

レキシ キャッチミー岡っ引きさんに持田を選んだ理由。 - YouTube


汗だく&お疲れの池ちゃん。「あと2曲でおしまいです。そして幾ばくかの拍手の後、アンコールもありますんで」池ちゃん、正直すぎ。
「年貢を納めましょう。そして、ゲストが来ております!」と呼び込み。今度こそ?旗本ひろし(秦基博)?と思って出てきたのはTAWARAちゃんでした。
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それも太い腕で剛毛でだいぶ力強いTAWARAちゃんでした。
TAWARAちゃんが来たからといって何をするわけじゃないんですが、一緒に踊ったりっ盛り上げたりしながら「年貢for you」。この曲はいい曲だなあ。曲自体はめちゃくちゃいいのに、歌詞が年貢。でも、よく聴くとプロポーズの歌。つまり曲調に合っているという「何周も回っていい曲」なのです。
曲の後半では秦基博の「Girl」の一節も歌ってくれました。確かに、この2曲のサビはコード進行が同じだな。

レキシ - 年貢 for you feat. 旗本ひろし、足軽先生 - YouTube

秦 基博 / Girl - YouTube


さあ、ラスト1曲です。もちろん「狩りから稲作へ」!何度聴いてもこの曲のキラーチューンっぷりは素晴らしいな。池ちゃんのラップも上手い。

狩りから稲作へ / レキシ (歌詞あり) - YouTube
曲の後半ではおなじみの「稲穂変格活用」。高床式→高岡早紀公文式劇団四季→そしてキャッツ!今回は正岡子規がありませんでした。
曲終わりで池ちゃん。「明日、初めて『キャッツ』を見てきます。こんなに歌ってきたのに、見てないんかいっていうね」


翌日のTwitter。確かに見に行っていました。


アンコールのセッティング中、スタッフがタブラを持ってきました。えー、「Takeda'」やるの?ということは、ニセレキシ(ユザーン)来るの?
そんな期待の中登場したのはテンション低めの池ちゃんと渡さん。池ちゃんは紋付きTシャツにレキシハッピ(愛は地球をレキシ)で登場。
「今回のアルバムに、この曲入っているでしょ。でも、あんなの後半アドリブだから、ライブではできないでしょ。だからやらないって決めてたの。でもスタッフが『とりあえず一度やってみましょう』っていうから初日仙台やりました。失敗したね」
「でも、『もう一度やってみましょう』って言うからさ、やってみたの。でもできないから、ズルしてやったの」
「で、もういいかな、って思ったのにまた用意してあるんだよ」
実際の演奏はタブラを叩くのではなく、MPCのパッドを叩いて音を出す方式でした。
「最低でも『パネエ』までは行かないと、他のメンバー出てこれないからな」
いざスタート。何度かの失敗の後、無事「パネエ」まで到達。というか、止まった後いきなり「パネエ」が来たな。これがズルですか?そして恐竜の件(くだり)まで来て何とか成功(?)
「もう下り坂ですよ。『レキシ下り坂』って書いておいてください」と池ちゃんが言うので、ライブ後結構「レキシ下り坂」のツイートありましたね。私はそうは思わなかったので呟きませんでした。


バンドメンバーも揃って「solt&stone」。言葉の響きだけで意味は度外視。少ないコード反復でグルーヴするのはファンクの本質。ライブ向きだな。
そして本当のラストは「きらきら武士」!この曲のラスト「メガネが星 ブーツィー」の部分が好き。

レキシ / きらきら武士 feat. Deyonna - YouTube

Bootsy Collins - Stretchin'Out - YouTube
ブーツィー・コリンズはこういうファンクベーシストです。


あー、終わってしまった。時計を見ると22:10!たっぷり3時間です。大満足。
しかし、入り口には21:30終演と書いてあったぞ。
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個人的には長くやってくれて大満足でしたが、電車の人は大丈夫だったかな。


いやー、楽しかった。小見出しにも書きましたが、本当に笑顔と笑いと音楽愛しかない3時間でした。MCもずーっと面白くて、グダグダ感の全くないライブでした。
この日は当日券も出ており、つまりソールドアウトにはなっていなかったのですが、自腹でチケット買って知り合いを連れて来ればよかった。レキシを全く知らない人でも絶対に楽しめたと思うし、ファンになったはず。そして次回のライブもまた見たい!と思ってくれたはずです。それくらい良かったです。
池ちゃんはMCが面白いので、どこまでネタでどこからアドリブなのかを検証するために他の会場も回りたい。他の公演も見たいよー!


さて、次は8月20日。そうです、ハニワの日です。さすがに武道館だからゲストも来てくれて特別な演出もあるはず。でも池ちゃんはゲストが来るとよりグダグダになるからなー。というわけで、15時会場、16時開演くらいで始めてほしい。平日だから無理だけど。18:30開演なんて、全然時間足らないぞ!
池ちゃん、バンドメンバーの皆様、スタッフの皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。武道館も楽しみにしております!


2ちゃんから拾ったセトリ(福岡)↓
大奥
姫君
飛脚
キャッスル
ペリー
妹子
墾田永年私財法
印籠
お犬様
岡っ引
年貢
狩りから稲作

takeda
salt&
きらきら武士

15曲か。体感では50曲くらいやったのにな。レリゴーもやったのにな。


レシキ(DVD付)

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レシキ

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レキシ

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レキミ

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レキツ

レキツ