やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

レキシ武道館ライブ2016に行ってきました! 感想(その1)

文字にはできない面白さ(竜宮城の「絵には描けない美しさ」の節で)


まずは、ナタリーのインタビューを引用します。

──さて、アルバム「Vキシ」を携えての全国ツアーも7月からスタートします。
池田)1つ目標があって、レキシ史上最多の曲数をやってみたいんだよね。
──そのためには池ちゃんもトークを短めにしないと……。
池田)いや、しゃべるのはしゃべりたいから(笑)。遊びもやりつつ尺も伸ばさず、いかに多くの曲をやるか考えてます。

natalie.mu
さて、どうなったでしょう。


『レキシツアー 遺跡、忘れてませんか? 〜大きな仏像の下で〜』
来たぞ、武道館!
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前回は源頼朝卑弥呼からお花が来ていましたが、今回も歴史上の偉人からお花が届いております。さすがお館様。
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プレゼントBOXは「献上品」となっていました。徹底している。箱はプラBOXだけど。
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お花いろいろ。お花撮るの好きなんです。


私の席は1階スタンド西側H列。だいぶ横でした。セットの大仏様の薄さも分かっちゃうぜ。
武道館は「アリーナ・1階・2階」となっているので、1階は2階、2階は3階なのです。だいぶ横ですが、距離は遠くない。アリーナ最後方よりは見やすい場所です。
カメラも入っていましたが、どこかで放送したりDVDになったりするのでしょうか。レキシのライブは他人の曲をやりすぎるのでパッケージ化が難しいそうですが。


ほら貝の音が鳴って、いざ開演!
バンドメンバーが登場した後、スクリーンでは前回の武道館公演と同じくマラソンに挑む池ちゃん。前回は「負けないで」やついいちろうさんが歌っていましたが、今回は片桐仁さん!
「負けないで」を1コーラス歌ったところで池ちゃん登場!お館様ー!


1曲目は「牛シャウト」
いきなりシャカッチ(ハナレグミ)が板付きでいるのね。
左右の花道に走ってきてくれる池ちゃん。お館様ー!
ラストの「牛牛牛…」の部分、どうせライブで引っ張ると思っていましたが、予想以上に引っ張り、いきなり笑いながら盛り上がる!


続いて「大奥~ラビリンス~」
この曲のラストでSUPER BUTTER DOG「ファンキー烏龍茶」をちょっとやってくれた!でも、歌うのが池ちゃんでコーラスが永積さんなのねーとちょっと思ってしまいました。この二人に変な感情はないだろうけど。
www.youtube.com


俵を持ち出して「年貢を納めにいきましょうー!」と池ちゃんが言うと、お客さんでも何人か俵を持っている人がいた!さすがレキシファン。
その俵をお客さんにリレーしてもらいながら歌う曲はもちろん「年貢for you」
ちょっと池ちゃんの声がかすれ気味。
曲の途中で「俵、今どこ?」と確認するとまだ2列目。「まだそこ?曲終わっちゃうよ。じゃあ、できるだけ伸ばすよ」ということでレキシお馴染みの「同じコード進行で別の曲を歌う」コーナー!
「今すぐ会っ」とサザン「涙のキッス」をちょっとだけ歌う池ちゃん。私たちにもやらせますが、この「あっ」で止めるのが気持ちいい。
さらに嵐の「A・RA・SHI」!「巻きおこせレキシ!レキシ!」。
ここだけでもうDVD化無理じゃねーか!


ここでMC。やはり声がちょっとかすれているなー。心配。
「改めましてこんばんはー。ケビン・コスナーです!」
子供が大きな声で叫んだのを捕まえて「あまり騒ぐと養子にしてやるぞ」という池ちゃん。面白くて優しい。
「2年前は8月20日、ハニワの日にやったんだけど、今年はその日が取れませんでした。きゃりーぱみゅぱみゅが押さえていたのよ」
調べてみたら確かにそうでした。
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ふなっしーが武道館やるのか…。


「Let's忍者」でシャカッチも再び登場。ギターチューニングしないけど、大丈夫なのかな。
これは1枚目のアルバムの曲ですが、既に「いい曲なのに歌詞をよく聴くと面白い」が出来上がっている。それでも「いい曲」が「面白」を上回っているのでコミックソングにならないのです。曲の強度。
曲の後半でシャカッチの泣きのギターソロ。沁みる!これに合わせてクラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」の一節を歌う池ちゃん。自由!
ラストの「レッツ!忍者」を私たちも一緒にやるのですが、これが終わらない。「オーケー!」と言いながら終わらない。「ラスト!」と言いながら終わらない!再び「ラスト!」と言いながら終わらない!私たちはお館様の掌の上ですな。


「古墳へGO」の前に、振りを練習。「K!O!F!溜めて~UN!」。
曲の後半でこの振りからYMCAに移行。そうなると思ったよ。と思っていたら「ハウスバーモントカレーだよ」「悔しいけれどお前に夢中」まで盛り込む池ちゃん。さらに「X!」でXJapanの「紅」を!もちろんリハしてあるわけですが、対応できるバンドメンバーはすごいなあー。


流鏑馬の馬」!残念ながらゴッチは登場せず。
「袴まくりあげたら」の部分では本当に裾をまくりあげて「ちょっとだけよ」を見せてくれました。
あと、Bメロでアイドルの曲によくある「パン、パパン、ヒュー」をやっていたのですが、そうか、確かにこのリズムだけど、私このノリ好きじゃないんだよなー、と思いながら一緒にノリノリでやっていました。


ここでバンドメンバー退場してセットチェンジ。ドラム他いろいろ運び込まれてきましたよ。
「イルカがセットされてますけど、これネタバレでしょ!」いいんです。
次のゲストを呼び込もうとして舞台監督から待ったをかけられる池ちゃん。「舞監にちょっと待ってって言われましたよ。ちょっと待って」「プレイバック!プレイバック!」すぐに対応するお客さんもさすがです。
「さっきの流鏑馬の歌詞にもあったでしょ。誰も言ってくれないけど」で「パカラパカラ赤毛の馬が緑の中を走り抜けます ちょっと待って今の言葉誰も分からない」部分の説明をして「ああー」と頷くお客さん。「うそでしょ!阿木耀子さんと宇崎竜童さんにバレたらヤバいと思っていたのに」
私は知っていましたよ。「Vシキ」の感想ブログでちゃんと指摘しています。
ese.hatenablog.com


ようやく、ネコカミノカマタリ(キュウソネコカミ)のバンドメンバーがカラフルな羽織袴(池ちゃんに「沖縄の成人式」と言われていました)で登場。しかしセイヤさんがいない。
と、聴こえてきた曲は城みちる「イルカに乗った少年」。

イルカに乗った少年
ここでセイヤさんが腰にイルカのぬいぐるみを付けて登場。キュウソのメンバーはこんな古い曲知っているのか?
その後も池ちゃんとボケ合戦を繰り広げるセイヤさん。「関西のノリを持ち込むな!」「レキシに関西を足したらいつまでたっても終わらないから!」


ようやく曲を始めたと思ったらキュウソの「ファントムバイブレーション」!

キュウソネコカミー「ファントムヴァイブレーション」PV
「稲穂はもはや僕の臓器!」


「次こそちゃんとやります」というフリで演奏されたのはバンプの「天体観測」!どこまでボケるんだ!
歌の入りで止められるキュウソ。池ちゃん「『午前~』じゃねえよ!見えないものを見ようとするんじゃないよ!」
「ちょっと、ちょっとちょっと」「ちょっと、ほっともっと」「大阪はかまどや」「誰だよこいつ呼んだの、俺だ」文字にすると全然面白くないですが、めちゃめちゃ面白いぐだぐだなやり取りの後、ようやく、ようやく「KMTR645」
曲よりもその前が長い。


この曲ではイルカのフロート(ビニールの浮き輪)を客席に投げ込み、アリーナ席のお客さんが大玉リレーみたいに遊んでいました。やる方も楽しいと思いますが、上から見ている私たちも見ていて楽しい。いい演出でした。


既に3,000字以上書いていますが、まだ7曲目か!まだ先は長いので一旦切ります。


Vキシ(CD+DVD)

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Vキシ(CD)

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