やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

映画「バイオハザード」 感想

今さらですが、「バイオハザード」を初めて見ました。
他の作品も見たことないしゲームもプレイしたことないしもちろん小説も読んでいません。何も知らないのですが、シリーズ化されているということは面白いのだろうということで、見ました。
物語そのものについては今さら語る必要もないのですが、Twitterの140字では入り切らないのでこちらに書きます。


面白かった。


ただ、そんなに両手を上げて快哉!というほどではありません。王道のエンタテイメントとしてよくできているな、という感想です。
パニックが起きた、主人公も見ている私たちも何が起きているのか分かっていない、徐々に減っていく仲間、助かるにはこれしか方法がない、という王道の流れを上手く使っています。私は「エイリアン」みたいだなーと思いながら見ていました。


ジャンルでいえばSFですが、演出方法はホラーですね。扉を開けたら何かがいる、角を曲がると何かある。そしてゾンビものでもあるので捕まって食われるという場面もあるのですが、この辺のグロ表現は抑え目でした。レーティング対策なのでしょうが、それでも途中首ちょんぱのシーンもあったので日本ではPG12、アメリカはR(17歳未満は保護者同伴が必要)、台湾・韓国はR18だそうです。日本は緩いの?


今回のラスボス「リッカー」(Wikipediaで調べたのですが、作品中に名前出てたっけ?)は、2002年時点での最高CGだったのでしょうが、今見ると粗いですね。技術の進化はすごいなー。
で、こいつは結構あっさりやっつけるのですが、その後がまだある。この辺は新しい。そして救いのないラストと続編フラグでエンド。


アクションとかホラー描写は大したことないし脚本や演出も特別優れているとは思わなかったのですが、SFでホラーでアクションでエイリアンでということで、みんなが好きなものを上手く詰め込んだので佳作になりました。


というより、やはりミラ・ジョヴォヴィッチの力なのです。
いきなり冒頭ヌード。布切れはありましたがシャツを羽織る際に乳首発見。そしてラストは体の前後に布切れを掛けているだけでその下は全裸。途中下半身見えちゃったのでは?とヒヤヒヤしちゃうほど。
今作は本人が途中まで記憶喪失なのであまり本人のキャラや性格が出ていないので彼女を応援するというよりこの状況からの脱出を応援する感じでしたが、多分次作以降は彼女のキャラを全面に出すでしょう。まだ見てないけど。
で、強い。思ったよりアクションシーン少ないなと思いましたが、途中太ももに挟まれて倒されたゾンビは多分極楽へ行けたはず。俺も挟まれたい!と思った人いるはず。タマフルで「蹴られたい女性」特集の次は「挟まれたい女性」特集をお願いします。


この作品、公開時はどれくらいの評判だったのかしら。上にも書きましたが、確かに面白かったけどそこまで大傑作!と言えるほどの出来だとは思いませんでした。シリーズ化を重ねるごとに評価が上がっていったのかな?
監督のポール・W・S・アンダーソンの作品はどれも見たことないのですが、評判はどうなのかしら。何も知らないな、私。


今年の12月に最終作となる6が公開されるので、それまでに過去作を全部見てファイナルに臨みます!