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「レキシツアー2022 土偶サスペンス劇場〜消えたレキシ男爵〜」新潟公演に行ってきました!感想

ギャグ少なめ、感動多め(だと思っていたのに…!)


レキシのライブに行ってきました。レキシのライブに外れなしだし今回のアルバムもよかったので、ドキドキや不安は一切なく、ワクワクと期待だけを抱いて新潟県民会館に行ってきました。

(何回も行っているので会場の写真撮ってないや)
アルバム『レキシチ』のレビューはこちら。
ese.hatenablog.com




買う人いるのか!ファンってすごいな。


今回は8列目という素晴らしい席をいただきました。
舞台は洋館風のセットで、真ん中に階段。上った先はカーテンがあり、家紋のように土偶が付いています。あと、シャンデリアもあり。さて、どうなる。


ブーという開演を知らせるブザー。その次はもちろんホラ貝の音。
上からスクリーンが下りてきて、ドラマ開始。
洋館にいるレキシ男爵。場面は変わり執事(遣唐使)と奥様(もう中学生)。やっつんじゃないのか。二人がわちゃわちゃしている最中、レキシ男爵に吹き矢が!叫び声を聞いて駆けつける執事と奥様。しかし男爵は消えていた。男爵はいずこ…。
ここで土曜サスペンス劇場のテーマ曲!


そしてカーテンが開き、レキシ登場!お館さまー!
ギガアイシテル』でスタート!!声が出せない分、手拍子とお手振りで盛り上げるぜ!
それにしても、この曲はポップスとして出来がよい。コロナがなく通常どおりリリースできてプロモーションもできていたらもっと世間に広まったはずなのになー。


続いて『KATOKU』。これはMVに勝てるものはない。「世襲制!」
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これは曲で聴いていたときよりライブでやってもらう方が良さが増す。


「このまシェイクしていくよー」ということは『姫君SHAKE』ですな。ということでSMAP『SHAKE』→『青いイナズマ』を経て本編。
途中『タッチ(呼吸を止めて1秒)』『ルージュの伝言(あの人のママに会うために)』『いい湯だな(ババンババンバンバン)』に脱線し、新潟ということで『もしかしてPart2(小林幸子)』『サトウのごはん(Negicco)』にも脱線してくれました。Negiccoは他にないのか。世間の知っている曲がないので仕方ないか。
「他に新潟出身の人いないのか」と遣唐使に投げかけると、「あなたの昔のバンドのベースの人」と返されるが、会場は無反応。「こんなにスンとするなんて」と池ちゃん。そしてこの流れで『さよならCOLOR』!池ちゃんバージョン聴けてうれしい!
さらに『涙のリクエスト』を経てやっと本編に戻り終了。この1曲だけで何分かかったのか。


最初のMC。何も覚えてない。「ケビン・コスナーでーす」がなくて残念。
そしてもう『狩りから稲作へ』!えー、こんな序盤で!慌てて稲穂を出す私。光る稲穂は数年間使っていないので光が弱々しい。

初代の稲穂は寿命を迎えました…。
いつもこの曲はライブいちばんの盛り上がりで15分くらいやりますが、今回はほぼ音源どおり。コール&レスポンスができないのでシンプルにしたのかな?クラシアンはあったけどキャッツはなし。まあ、音源にはクラシアンもキャッツもないんだけど。


縄文つながりで『縄文ロンリーナイト』。これ、名曲ですよね。好き。
Let's FUJIWARA』はドリフの踊りがこの曲の振りになっているようなマッチングっぷり。この曲ってディスコだけど、なんだか空虚な感じがするんだよなー。『ペリーダンシング』とは全然違う印象。何でだろ。でも、途中の手拍子は楽しい。


GOEMON』では曲終わりに池ちゃんダンスしてくれました。こういうのを見ると、岡村ちゃんのデンスはすごいんだなーと再確認。


ここのMCも何も覚えてないなー。笑ったのに何も覚えてない。
ステージにはマイクスタンドが左右に2本。TAKE島流し(武嶋聡)さんと遣唐使新撰組の法被を羽織って登場。『鬼の副長HIZIKATA』です!池ちゃんも法被。
この曲、音源聴いていたときはライブでどうやるんだろと思っていたのですが、池ちゃんが普通に歌えば成立するもんですね。女子コーラス部分を島流し遣唐使が歌う。肘肩腰膝!そして、改めてこの曲、構成むちゃくちゃだな。


曲が終わり法被を脱ぐと、すぐに十二単を着させられる池ちゃん。ここはわざとこういう曲の流れにしたんだろうなー。というわけで、もちろん『SHIKIBU』!


遣唐使といちゃいちゃタイム。しかしいつものようなしつこさはなく、すぐ曲へ。『マイ草履』。
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これはマジで名曲。
そして、これをしっかり歌う池ちゃん、歌が上手い!そう、今回は歌ものが多かったせいもあるけど、池ちゃんのボーカルがだいぶレベルUPしていたように感じました。
ここで第一部終了。池ちゃんはカーテンの向こうへ。そして下りてくるスクリーン。


「池畑任三郎です」。ザコシショウの誇張モノマネのような池ちゃんによる古畑任三郎
結局ここでは謎解きはなし。


バンドメンバーが戻ってきてライブ再開。
池ちゃんは明治の男爵の格好。アフロ男爵だそうです。曲はもちろん『たぶんMaybe明治』。
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続いて『大奥~ラビリンス~』。この辺から記憶があいまいなので文章も淡泊に。


男爵の衣装を脱ぐと、Tシャツにラメが施されたマイケル・ジャクソン風衣装でした。

(全然違うけどこんな感じ)
「来年の大河ドラマ徳川家康ですよね。というわけで『ほととぎす』が主題歌決定です。さらに、再来年は紫式部ですから、『SHIKIBU』も決定です」
ウソですよね…。
しかし、『ほととぎす』が名曲なのは本当です。この曲は安藤裕子さんとデュエットで掛け合いっぽい部分もあるのでライブで聴いたことないのですが、今回は遣唐使とデュエット。
これがとてもよかった!遣唐使と声が合う!そしてやはり池ちゃんのボーカルがよい。
ピアノだけかと思ったら、他の音もするなーと思って舞台を見回すと、TAKE島流しさんがシンセを弾いていました。
続いて『だって伊達』。曲の盛り上がりとともに徐々にバンドの音が増えていくアレンジがよい。


「先日私、NHK『COVERS』に出まして、公共の電波で堂々と他人の曲をやりまして」ということで『年貢 for you』特別バージョン!といっても、他人の曲をやるのはレキシのライブでは普通なんだけどね。
ビートルズ『Let it be』、ゴダイゴ『ビューティフル・ネーム』、さだまさし北の国から』『道化師のソネット』と脱線し、再び『年貢』に戻ってくる構成。美しい。


ライブはクライマックス。つーことは、『きらきら武士』ですよ。頭上のミラーボールもきらきら回りますよ。
イントロの「あなたは武士~ きらきら武士~」の部分でエコーがかかっていることにびっくりする池ちゃんが可愛かったです。


ここで本編終了。再びスクリーン。
舞台はサスペンス劇場のクライマックスなので、もちろん海の崖っぷち。レキシ男爵になりすまして、みたいな謎解きがありましたが、よく分からなかったです。
そこに登場したのは池越英一郎(池ちゃん)とやつ平なぎさ(やついいちろう)。
で、いろいろありましてダイナマイトの時限爆弾がカウントダウン。時間がなーい、爆発しちゃーう。BOMB!


始まったのはBTS『Dynamite』!!!!!ダイナマイトってそういうことだったの!!!!!
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スクリーンでレキシバンドメンバーがBTSの衣装で踊る!そして今度はステージでも同じようにバンドメンバーが踊る!池ちゃんがいちばんダンス上手かったな。
いやー、笑った。今回のライブは「感動多め、ギャグ少なめ」だと思っていて、途中「池ちゃん歌上手い。もうギャグに頼らなくてもエンタテイメントできてるな」なんてまとめ感想を頭に思い浮かべていたのに。やられた。さすがお館様。


ラストはもちろん『KMTR645』。
そうか、今回のツアーはこの曲がメイン(もしくはグッズの「ヨシオ棒」がメイン)なので『狩りから稲作へ』があそこに位置していたのだな。


終わりました。17:00ジャスト開始で19:40くらいには終わったかな?ちょうどよいボリューム。今回も大満足。
定番曲が多くなるとライブの構成も似てきちゃうけど、レキシは毎回テーマ(サスペンス劇場、昔ばなし、妖精など)があってスクリーンでの映像もあるので毎度新鮮に楽しめる。そして予想の斜め上をいくクライマックス。池ちゃん、あなたはすごい。あなたは偉い。あなたは素晴らしい。あなたはレキシ。


セトリはこれを見ながら書きました。たぶん新潟も同じだったはず。
レキシ @ 岡山市民会館 (岡山県) (2022.05.28) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】