晴れは最高の調味料(喩えが下手だ)
レキシのライブがてら、福井観光をしてきました。ひたすら写真を貼って備忘録代わりにするエントリです。
朝5時出発。今回は車移動です。もうこの季節は5時でも明るい。
ひたすら車を走らせて、途中随時休憩もして、上越ICから高速に乗って9時くらいに福井県突入!
いいお天気で海も見えたので写真を撮ってみたが、運転しながらなので全然写りませんでした…。
10時前くらいに大野城到着。ここは「天空の城」と言われているお城ですが、それは遠くから見ないと見えないですよね。しかも冬の早朝でないと見えないそうで。そりゃそうだ。
実際の大野城は観光展示用に新しく建てられたお城ですが、歴史に全然詳しくない私はその辺は気にしません。
階段がひたすら続く、なかなかの急勾配。休みながら上りましょう。
いい眺め!ちょうどこの時期芝桜が満開で、田んぼのあぜ道にびっちり芝桜が咲いており、とてもきれいでした。運転しながらだったので写真はない…。
見えてきた!
400段くらい階段を上がり、ようやく到着。天守閣からの眺めもいい。とにかく晴れていればいいのだ。
ここは標高249mとのことで、これだけ高いのに私の地元より低い。私の地元はどんだけ山の中なんだ。
1時間くらい滞在し、再び出発。
福井市に入りました。路面電車があるのね!おかげで走行車線や信号の指示が分かりにくい。田舎者ですみません。
ホテルに車を置き、ここからは電車移動。
福井、すげー恐竜推しじゃん!この恐竜たち、動くんだぜ。
あと、福井駅って新しいですね。建てたばかりなのですか?
移動は福井電鉄。先ほど見た路面電車です。周りには袴Tシャツと稲穂を覗かせたカバンを持った人たちばかり。この集団を一般人はどう思うのかな。
西山公園駅到着。小さい!こんなに乗降客がある日なんてないんだろうなー。駅員さんは皆メガネをかけていたのですが、鯖江だから伊達でもかけるようにしているのかな?たまたま?
さすが鯖江、標語もメガネに掛かっています。メガネだけに!
そしてレキシのライブへ。
ese.hatenablog.com
帰りはJRにしてみよう。
駅に向かう道すがら、こんな標識を見つけました。路上駐車は月替わりで停めていい側とダメな側。これ、いい施策ですね。車社会と駅周辺の商店街を両立させる取り組み。これ、我が町でもやってくれないかな。
近くのお店ではこんな看板を見つけました。気遣いが優しい!
駅の中にはこんなものがありました。エロ本入れたりするの?今でも入れる人いるの?処分に困った人がここに捨てに来るの?
ホテルに着いてチェックイン。ライブ終わるのが早かったのでご飯食べるのも楽々だなーと思ったのですが、どこも満席で空いてない!さすがレキシ、経済効果もハンパないぜ。
駅周辺をぐるぐる回り、何軒も断られ、何とか辿り着いて美味しいビールを飲みました。写真はない。普段食事を撮影する習慣がないのでこういうときに忘れてしまう。
今回泊まったホテルは大浴場とサウナがあり、最高!朝のバイキングも充実していました。最高!
2日目。恐竜博物館へ向かいます。
意図したわけではないですが、太陽の写り込みがカッコいい!
すごく広いのね。運転していたので写真はないのですが、道中の道の側面に発掘途中の骨が露出していたり恐竜がいたりと、到着するまでに既にワクワクですよ。
鯉のぼりも恐竜!見えるかな?
さて、入場。
うわ、カッコいい!まずは地下までエスカレーターで下って、そこからぐるぐると上りながら見ていくシステム。
まずはティラノサウルスがお出迎え。こいつ、動くし鳴くんだぜ。恐怖のあまり泣き叫ぶ子供が何人もいて微笑ましい。
ちゃんと肛門もある。
ここからしばし写真をひたすら貼っていきます。
ここは外周がゆるやかなスロープになっていて、全体をぐるりと見ながら上がっていけるのです。お台場の科学未来館のああいう感じ。
この辺からお勉強コーナーです。
私は地学を選択していたので、こういう世界大好きなのです。
最近、恐竜はワニの祖先ではなく鳥の祖先だということになったので、進化の過程の想像図も変わりつつあります。もし、最初から恐竜は鳥類の祖先だということが分かっていたら、恐竜の想像復元図は今のような姿ではなかったはずです。
この2つはここでの写真ではなく拾い画像ですが、この骨からこの姿を想像できますか?なので、いくら専門家が知識を総動員したってなかなか本当の姿にはならないと思うんですよ。昔は爬虫類の祖先だと思われていたからワニをイメージしてああいう恐竜像ができたってだけだと思うのです。
でも、最近の羽毛が生えていたり顔が鳥っぽい姿は好きではないです。やはり恐竜はあの姿がカッコいい。
さて、恐竜絶滅後の世界。
恐竜絶滅の話も好きなんです。巨大隕石が落ちたのは事実ですが、そこで恐竜はなぜ絶滅(今では鳥類として生き残っているという説ですが)し、哺乳類は生き残ったか。
これは急激な気候変動に対応できなかったから恐竜は滅んだ、という説が一般的ですね。変温動物だしあのでかい体を維持するにはたくさんの食料が必要で、それが気候変動により食料が減り、滅んだ。まさにダーウィンのいう通り「強いものが生き残るのではない、変化に対応したものが生き残るのだ」ですね。まあ、私は動物の進化自体少し疑っているのですが。
「ダイナラボ」では、恐竜に関するいろいろな資料があります。
恐竜は大きいもんなー。爪は強いよなー。
これは歯です。隣に写り込んでいる人と大きさを比べてください。でかい!
化石クリーニングの様子も見れます。男の子が熱心に見ていましたが、見られながら作業するのはストレスじゃないのかなー。私だったら嫌だなー。
こんなフォトスポットもありましたが、撮らず…。
楽しかった!私、福井で恐竜の化石が出たから福井や日本の恐竜について展示してあるくらいのレベルだと思ったのですが、こんな恐竜全般にわたる展示だったとは!「恐竜博物館」の名に偽りなしやで!
ここはこの他に化石発掘体験などもできる、とても広い敷地です。子供と一緒に来たら一日かかります。いつか平日の空いているときにじっくり見たい!
名残り惜しいが、次へ向かいます。
東尋坊です!少し曇ってきた。
東尋坊は数年前に一度来たことがあります。日本に絶景はいくつもありますが、ここはそのトップクラス。
辰っちゃん漬もまだ健在でした。しかしそれ以外のお店は空き店舗が多くてちょっと寂しい。まあ、私もこの辺のお店で何も買わないわけですから潰れるのも仕方ない。
見えてきたぞ。
どーん!
東尋坊の崖がなぜあんな形をしているのかの説明。
あら、この先行けないのか。数年前来たときはまだ行けて、そこで「格闘ゲームのラストステージ」や「アクション映画のクライマックス戦闘シーン」の気分が味わえたのにな。
ああ、この絶景感が写らない。私の写真の腕よ!
見えますか?よくあんなところに行くなあ!大学生みたいな若い男の子たちがひょいひょいと岩場を飛び移っていたのですが、見ているだけで怖い。
こういう場所って、年間たくさん観光客がくるんでしょ。「ついうっかり」で滑って落ちてサヨウナラになる人っていないの?
私は高いところは苦手ではないですが、「物理的にあと10㎝移動すると落ちてしまい、死んでしまう」と思うとめちゃめちゃ怖い。だから東京タワーもスカイツリーも怖くないですが、こういう場所はめちゃ怖い。歩くときも少しでも崖から遠いところを歩いてしまいます。
帰り道のお土産屋。
誰が買うねん!「東尋坊に来たから安室ちゃんの写真買おう」って思う人いるの?
せっかくなので海鮮を食べよう。ウニいくら丼。味は普通。ビール飲めないのが残念。車だから仕方ない。
さて、後ろ髪引かれる思いですが、帰ろう。
帰りの道で、ナビに「ワンダーランド」と遊園地のマークが出ていたので寄ったら
こんなとこだった!廃墟は怖いけど好き。
帰宅。往復で800㎞を超える旅でした。天気もよく、特に初日は最高以上のお天気でした。やはり旅は晴れたら8割成功。観光地はどこも楽しかったしライブはもちろん楽しかったしホテルは満点だしご飯も美味しかった。
ライブで地方に遠征に行くと観光も兼ねて行けるのでいいですね。必要なのは一緒に行ってくれる人ですが。今回付き合ってくれたBさんOさん、ありがとうございました!
まっぷる 福井 恐竜博物館'18 (マップルマガジン 北陸 4)
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