人も経済もうまく回る
毎年、お中元とお歳暮の季節には親戚・友人に何か贈っています。で、お返しに何かもらっています。
お中元・お歳暮っていいシステムですよね。
普段自分では買わないいいお肉やいいお酒も、こういう機会なら買ってももったいないと思わないし、相手には確実に喜ばれるし、お返しもいただけるので実質無料(実際は無料じゃないけど)。双方でいい思いをして親睦を深め経済にも貢献する。
いいことづくめ。
私が贈るのはお肉が多いです。夏なら焼き肉、冬ならすき焼き、たまにしゃぶしゃぶ。子供が大きくなってきたからステーキを贈ってみよう、とかいろいろ考えながら選ぶのは楽しいです。
一緒にスイーツを贈ることもあります。夏ならアイス、冬ならプリンとかケーキとか。
あの親戚はお父さんいなくなっておばさんひとりになったから日持ちするものがいいなとか近所の人と一緒に楽しめるものにしようかなとか。
毎回同じお店で注文しているので、カタログが届くのも選ぶのも楽しい。
いただくのはお酒が多いです。実家の両親も酒を飲むので誰も困らない。こちらでは手に入らない地酒とかスーパーで取り扱いのない貴重な銘酒とか。
届いたらお互いありがとうの連絡をするし、後日「あれ、とても美味しかったよ」とまた話題になる。
恵方巻きや友チョコなど、最近新しくできたイベントには懐疑的な私ですが、友チョコだって贈りあって互いが嬉しいし、作っているときからもう楽しいはず。どの範囲まであげるかという部分で学生の皆さんはプレッシャーがあったり、恋愛関係なくてもあげることのできるシステムになっちゃったので無視もしにくいので、渦中の子たちは楽しい一辺倒ではないと思いますが、それでも「誰かにものをあげる」という行為は、もらう側はもちろん、贈る側だって楽しいのです。
恵方巻きは自分で食べる行事なので、「うち関西じゃないし」という理由で無視していますが。
仕事の付き合いで贈ったりもらったりしている人は単に面倒なイベントかもしれませんが、私のように身内・友人の中で行う範囲であれば、楽しい・嬉しいの方が上回ります。
プレゼント好きという人はいて、何もないのに旅行に行ったからプレゼント、ということを何度もされるともらう側はプレッシャーになりますが、お中元・お歳暮という「大義名分」があると贈りやすいしもらいやすい。年2回というのもちょうどいい。
というわけで、同じことしか書いていませんが、まとめ。
普段買わないいい商品を贈ってもらって双方嬉しくてさらに経済にも貢献するお中元・お歳暮。日本人はいい習慣をもっています。
贈る習慣のない人も、何かのきっかけで贈ってみてはいかがでしょう。いい連鎖が始まりますよ。
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