やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2017年4月ツイートまとめ(その2)












↑明日には忘れて仲良く遊んでいるかもしれないのにわざわざ「問題」にするからいろいろ問題が起きるのでは。



志村けんのチンコインスタの件。









↑車間詰めて何度もブレーキを踏んでいる車を見ると「ばかだなあ」としみじみ思います。
↑キリンのフリーは美味しくない。ノンアルで我慢しなければならないときでもフリーだとうーむとなってしまう。いちばんはアサヒのドライゼロ。











ポール・マッカートニーのチケットが高いと文句を言っていた人がいたので。ポールのギャラいくらだと思っているんだ!(知らないけど)















↑不安を煽るために無駄に心配する妻、ドラマを作るためにわざわざ謎や疑惑を持ち出す調査局。「世界仰天ニュース」の豪華版だった。しかし、クリント・イーストウッド監督なのでするする見ることができる。腕あるなー。

2017年4月ツイートまとめ(その1)








↑佐久間さんはこのインタビューの中で「インプットを続けないと学生時代に好きだったものから発想して作るしかない。インプットをしてないと、徐々にクリエイティブのスタミナに差がつくと思う」と発言していて、これはTBSの藤井健太郎さんに向けたメッセージなのかなーと邪推してしまいました。





↑これ、もうすぐ1か月だけど、まだ痛いです。最近は背中の後ろに痛みが拡大してきた。さすがに怖くなってきたのですが、病院に行った方がいいの?何科にかかればいいの?


↑学校に行く必要がないのにわざわざ女子高生の格好をしているのかな?と思うことがある。JKというブランドにJKがすがっている感じ。おっさんの考えすぎ?


かわいいは正義

↑いやほんと、身体が不調だからできないだけなんだ。相手がいないというのもあるけど、あくまで身体が不調だから。
↑最近の芸人・芸能人は「面白さ」よりも「好感度」の方が優先されていて、これでいいのかなーと思っている。もう少ししたら揺り戻しがくるかな。
↑不倫で仕事キャンセルってアホか。

今井絵理子やleccaのこと。

↑「金麦」のような世界(私の勝手な想像だけど)。ラストカットはいきなりぶつ切りになる終わり方。

↑結果何も起きませんでした。岡村ちゃんのおかげで日本は守られた。

『水曜日のダウンタウン』は笑えないほど面白い

意味無いことをやることで生まれる意味


水曜日のダウンタウン』とは、とても面白いテレビ番組です。いちいち説明は面倒なのでしませんが、とても面白い番組なので皆さん見てください。
で、この番組がまたものすごい大ネタをぶち込んできました。


4月26日放送『水曜日のダウンタウン2時間スペシャル』の番組ラストで、予定にはないサバンナ高橋が登場。「水曜日のダウンタウンの2時間スペシャル、聞いてへんくだり、嫌な予感しますよね?」
この日の放送では「街頭インタビューで『○○さんのファンなんです』と言ったらご本人がロケ車から登場するやつ、モノマネ芸人でもなんとかなる説」という企画があって、「気づかない人いるんだな」なんてスタジオの出演者は盛り上がっていました。
そこで高橋さんは「皆さんも気づいていないですよ」とツッコみ明かした秘密は、同じくこの日放送の「落とし穴バトルロワイヤル」という企画に出ていた松野明美さんの声を、モノマネ芸人の坂本冬休みさんがアテレコしていたというもの。
あっけにとられる出演者。「何の意味があんねん!」とあきれる松本人志
高橋さんが持ってきた説は「テレビに出ている人の声、実はモノマネ芸人がアテレコしていても誰も気づかない説」。あー、なるほどーという空気が漂うスタジオ。
しかし、この番組はここでは終わらないのです。


高橋「説のメインはここからなんです」と続けます。「今回アテレコされているのは松野さんだけではございません。実は、この2時間スペシャルの頭から今の今までずっと、皆さん(スタジオゲスト出演者)の声をモノマネ芸人がアテレコしておられます」
つまり、収録中の出演者に対するドッキリではなく、オンエアを見ている視聴者に対するドッキリなのです。
スタッフ頭おかしい!


この番組は前回の2時間スペシャルでもゲストのグラドル鈴木ふみ奈さんが番組中ムチャなコメントを連発してバカリズムから「今日売れるつもり?」と強めのツッコミをもらったり鈴木紗理奈さんから「売れたいのは分かるけどもう少し空気をさあ」とマジなたしなめを受けていて、見ている私たちも「何だこのイタい子は」と思いながら見ていました。
それが番組ラストで登場した博多大吉さんが「実はこの子の発言はすべて僕が言わせていました」とネタばらし。これにはスタジオも視聴者もびっくりで、番組まるごとが仕掛けになっているという壮大なドッキリでした。


しかし、今回はスタジオの出演者はアテレコされていることを知らされてもそれが分からないのです。分かるのはオンエアを見ている私たち視聴者だけです。
前回のドッキリは「この子ムチャなぶっこみしてくるな」という違和感を覚えながら、それをツッコむ出演者を見て一緒に笑っていて、ラストのネタばらしでびっくり→大団円という流れですが、今回はネタばらしされても確認のしようがないという宙ぶらりんな状態のまま。そして見ている私たちはびっくりはしたけれども、この仕掛けが番組の面白さをプラスにしていたわけではないのです。
まさに松本さんの「何の意味があんねん!」です。


しかし、この「何の意味があんねん!」をやるからこそ、意味が生まれるのです。


昔、ダウンタウンの漫才で「このオンエアの日、東京の天気は?晴れ、曇り、雨。あとは編集に任せましょう」というオチの漫才をやっていたことがあってそれを思い出したのですが、やっている方法論は似ていますが、まったく違います。
「面白い」を目的としてやっているのは同じですが、こちらのやり口はまるでサイコパスです。頭がおかしい。


まさにその通り。「こんなのやったら面白いよなー」と会議で話し合うのは簡単ですが、実際やるのはアホかサイコパス藤井健太郎さんだけです。


そして、オープニングの映像を見ると実はヒントがいくつも隠されていたのです。
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↑「WDT」というアプリ。昔「ワールドダウンタウン」という番組があって、出演者が外国人だったため吹き替えだったのです。吹き替え!
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以前小峠が発した「サイコ!」という発言を引用。この番組のことだよ!
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松野明美さんとモノマネ芸人の坂本冬休みさん。以前この番組で「未来から来た松野明美から現在の松野明美に電話がかかってくる」という企画でこの方がモノマネで本人と会話。しかも松野さんはそれを信じた!バカすぎる!w


面白いんだけど、わっはっはと笑う面白さとはまた違う、「すげー」と感心する面白さ。それが今回はさらに進んで「ちょっと怖い」と思えるレベルに達しています。
「面白い」んだけど、「laugh」ではなく「interesting」の感じ。さらに今回は「OMG」「You are crazy」のレベル。


いやー、久々に「テレビってすげえ」を見ました。芸人のトークが面白いとか生放送ならではのハプニングとかではなく、作りこまれた面白さ。
この番組のプロデューサー藤井健太郎さんの著書『悪意とこだわりの演出術』のなかで「構造で遊んでいるものが好き」とありましたが、まさにこれ。
この企画は、テレビでしかできない面白さですよね。見ている人数もかけるコストも、ネットでは不可能。テレビはまだまだ面白い。


藤井さん関連のエントリ↓
ese.hatenablog.com

悪意とこだわりの演出術

悪意とこだわりの演出術

尾崎豊はいいタイミングで亡くなったのか

4月25日は尾崎豊の命日です。今年で没後25年。26歳で亡くなった彼の息子はもう27歳です。自分語りは寒いことは分かっていますが、書きます。


私が尾崎を知ったのは中学生の頃。今のようにネットですぐに相対化されたり「ダサい」などの揶揄がない時代。無垢な童貞中学生は簡単にはまってしまいました。
その頃ギターを始めたので、もちろん尾崎も弾いていました。尾崎の曲って、コード簡単なんです。『Scrap Alley』のAメロなんてC→Am→F→Gという王道中の王道。曲を作り始めて最初に作るやつだ。それでも凡庸ではなく名曲を作るのだから、やはり彼は才能がある。
その他の曲も、ベタなコード進行やメジャー・マイナー・セブンスくらいしか使わないサウンド。これは単純に尾崎に音楽知識がなく、ギターしか弾けないためだと決めつけていますが、たぶん合っている。もし蔦谷好位置さんや亀田誠治さんがプロデュースしたらもっとおしゃれコードで曲を飾ってくれたと思いますが、それだと尾崎の曲にならなかった。結果、須藤晃プロデュースは正解でした。


ちょっと話は逸れますが、メロディを作る才能って、知識や技術もあった方がいいですがやはり圧倒的に「才能」なのです。知識や技術があると「こういうイメージの曲を作ろう」とイメージに向けた曲を作ることができますが、才能はそういう設計図やゴールイメージを超越した曲を作ることができます。ビートルズだって最初から名曲だし、Coccoやドリカム吉田さんはアカペラで歌ってそれを根岸さんや中村さんがコードを付けていくというやり方。才能はあらゆるものを超えていく。尾崎の曲がベタなコード進行でも名曲なのは、彼に才能があったからです。
3rdアルバム『壊れた扉から』の最終曲『誰かのクラクション』ではG→A→Am7→Gという永遠に続けられる循環コードでアルバムラストの雰囲気を出しています。才能が知識や技術を学習してきた!


その後私は大学に入り、春のバタバタが落ち着いた頃に「そういえば私は尾崎のファンだからファンクラブに入ろう」と突然思い立ち、封筒や便せんを用意して必要事項を書き、さて投函と思ったところで切手を忘れたことに気が付きました。しかたない、明日買ってこようと思い、布団に入る。
で、翌朝起きて新聞を開いたら「尾崎豊死亡」…!!!!
何だこのめぐりあわせ。そんないいタイミングあるかよ。死んだ日に私はファンクラブ入会の準備をしていたのか。
それでもこのままももったいないのでファンクラブ入会の申し込みは行い、しばらくは会員でした。


尾崎死去後に『放熱への証』が出たのですが、これが私は全然はまらず、当時は「いいタイミングで死んだな」とさえ思っていました。そして熱は冷め、つまらない大人になっていきました。


そしてさらに数年後、久々に尾崎を聴いたら「えー、こんな音だった?」ということにいちばんびっくりしました。スネアのリバーブ、ボーカルのエコー、ギターのシャリシャリ感。全体的にドンシャリとリバーブの音像、つまりは80年代の音でした。中高生だった当時の私は歌詞とメロディしか聴いていなかったんだなーということにびっくりしました。
でも、やはり彼の声はいい。強いのにきれい、荒々しいのに優しい、シャウトで吠えているのに泣きそうな声。やはりこの声は武器であり才能だ。


尾崎の死後、未発表曲やライブ音源や複数枚のベストアルバムが出ましたが、私はどれも聴いていません。遺産商売に乗ることはできませんでした。


そして25年。生きていれば彼は現在51歳です。10代のカリスマがどのような中年時代を過ごしただろう。以前の私はそれが嫌で「いいタイミングで死んだ」と思っていたのですが、同い年の岡村靖幸・吉川晃司が今でも現役で、出す音もかっこよく、さらに見た目もかっこいいのを見ると、尾崎も今の時代に音楽を続けていたら当時とは全然違う、しかし通奏低音は共通の音を生み出していたかもしれません。


あー、見たかった。あれだけの才能が26歳ですべてを出し尽くすなんてことはないのだ。「死ぬいいタイミング」なんてないのだ。
そして、今の時代だったら岡村ちゃんや吉川さんと共演することもあったかもしれない。未来はいつでも面白い。(©太田光


十七歳の地図

十七歳の地図

回帰線

回帰線

壊れた扉から

壊れた扉から

誕生

誕生

「人間交差点フェス2017」 その交わりとつながり(その3)

うれしい悲鳴


ようやく『人間交差点フェス2017』の出演者がすべて出そろいまして、タイムテーブルも出ました。過去2回に引き続いてRHYMESTERとのつながりを書いていきます。
ese.hatenablog.com
ese.hatenablog.com
www.nkfes.com
↑タイムテーブルはこちら。


SEX山口
昨年に続いてオープニングDJを務めてくれるセク山さん。しかし昨年に引き続き私は彼のことを何も知らないです…。ごめんなさい。
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多分当日はSMAPメドレーなどやってくれそう。(根拠なし)


SUPER SONICS
こちらも昨年に引き続き登場。今年もオープニングアクト枠なのね。まあ、事務所バーター出演なので仕方ない。TARO SOULはラップ上手いし歌も上手い。DJ威蔵は世界一のDJ。なのでポテンシャルとしてはCreepy Nutsと変わらないけど、勢いの差かキャラのキャッチーさの差か。
まあでもテレビに出るだけが「売れる」ではない。「ヤバい」プレイは今年も健在のはずなので期待しましょう。
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SOIL&”PIMP”SESSIONS
このフェスの第1回、2015年以来の登場。彼らはもう何度もRHYMESTERと共演しているしつい先日も対バンライブやったばかりなので気心も知り尽くした安心銘柄ですが、彼らの音楽は「デス・ジャズ」なのでのほほんと見ているわけにはいきません。一緒に踊り尽くせ!
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↑もちろんこの曲はやってくれるでしょう。さらに先日の対バンライブでは
www.youtube.com
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↑何とこの曲をやったそうです!ソイルでもライムスでもないのに!
ソイルのステージでもライムスのステージでも何かやってくれそう。楽しみ!


マボロシ
これがいちばんのサプライズ!まさか彼らが復活するとは!
私はRHYMESTERは『ウワサの真相』から聴いているのですが、ライブはマボロシの方が先なのです。で、このライブでやられてしまい、RHYMESTERにこんなにはまってしまったという流れなのです。
さあ、一日限りの復活ということで何やるのかなー。
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↑当日はKREVAがいるのでこれできるなー。
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↑当日はタロソがいるしケンザも呼べば来てくれると思うからこれもできるなー。
あと、RHYMESTERの『ザ・グレート・アマチュアリズム』のギターもセクシー(竹内朋康)なので、これも期待できるなー。
それにしてもDさんは当日ホストとしていろいろ働いてマボロシでも本チャンライブをかまして途中のアクトにもゲストで出るでしょうし、そしてもちろんラストにRHYMESTERとしてのライブもしなきゃいけない。大変すぎる!倒れないでね!


あー、当日が楽しみ。で、タイムテーブルを見ると、えーっと、いつご飯食べたり休憩したらいいんだ!全部見たいぞ!
会場は地面がアスファルトなので、春のフェスですが晴れると暑いです。過去2年とも快晴でしたので、暑くて熱かったです(物理的に)。途中ビーナスフォートなどに出ることも可能なので、各自適宜休憩しながら見ましょう。全部見るのは体力的に大変です。
そして夕方以降は冷えますので、服装に注意。会場では取り出し自由のクロークがありますので上手く活用して風邪ひかないようにしましょう。


さあ、あとは予習しまくって当日を迎えるのみ。皆さん、当日は楽しみましょう!


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