やりやすいことから少しずつ

好きだと言えないくせして子供みたいに死ぬほど言ってもらいたがってる

2021年を振り返る

落ち着き


毎年最後に書くこのエントリ。
結局コロナは収束せず、ワクチンは打てたけどまだマスクだし声出し禁止だし、オミクロン株でまた元に戻るかもしれないという、3歩進んで2歩下がるような1年でしたね。


全体まとめ


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いろいろ減ったけど、今後はこれくらいが平均になっていきそうな予感。以前より「このイベント面白そう→ポチり」という勢いはなくなっています。
今年は狂言と落語という、新しいエンタメに触れたのはよかったです。狂言野村萬斎、落語は立川談春という、最初にしてはとてもいい演者で見ることができてよかった。
狂言はコントだけど、400年前のコントだから、今の方が面白い。だから「芸」として現代に残っているのでしょうが、それだったら落語や歌舞伎でいいかなーとも思いました。
落語は、「これぞ芸!」というものを見ました。たったひとりで座布団に座ってしゃべるだけ。持っているのは扇子と手ぬぐいだけ。これだけで数人の会話からあらゆる動作からを全部ひとりでやるんだもんな。そんなこと知っていましたが、いざ目の前で噺を聞くと本当に凄い。上手い落語家は間と空気を操っている。特に「芝浜」は途中からずっと泣きっぱなしでたまたま持っていたタオルをぐちょぐちょにしながら見ていました。落語、すごい。
今後は歌舞伎や大相撲や宝塚を見てみたいなーと思っております。2022年にどこまで実現できるか。


音楽
マジでもう何も聴いていない。新しい音楽を発見していない。
今年から職場が変わり徒歩通勤しているので、通勤時間は聴けない。家でも大音量で音楽を流すのは憚られる。なので、風呂掃除をするときにSpotifyでシャッフル再生する程度。
こんな体たらくですので、もう音楽好きなんて名乗れない。Twitterのプロフィール欄も変えなきゃな、と思っているのですが面倒で何もしてない。
人はこうやって老いていく。
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映画
今年劇場で見た作品は21本。数が少ないのでベスト10記事を書くほどではありません。見たい作品が少なかったのと、やっていても都市部だけで見ることができない作品があったのと両方。以前は東京にライブなどに行ったついでに地方では見られない作品を見ていましたが、今は東京に行くこともほぼないので、超大作以外の作品を見る機会が減ってしまいました。
その中でもよかったのは『シャン・チー』『空白』『素晴らしき世界』『孤狼の血LEVEL2』『騙し絵の牙』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『フリーガイ』『リスペクト』あたりかなー。
評論家大絶賛の『ノマドランド』や『DUNE/砂の惑星』は私にははまりませんでした。
DVDや配信で見たのは、本数は多いですがほとんどが「新作を見るための予習としての復習」が多く、完全新作は10本くらいしかない。それもこれも映画にシリーズものが多すぎるからだ。


サブスク・ストリーミング
今年、ファイヤースティックを手に入れまして、ようやくサブスク・ストリーミング生活が始まりました。Netflixで『ROMA』などのオリジナル作品を見たりDisney+でMCU作品を全部遡って見たり、とても満喫しました。
さらにAmazonプライムにも入り、これでこの世のすべての映画が見れるぜーと思ったのですが、実際は「U-NEXTでしか見れない」「追加料金が必要」とかがあって、全然全部見れるわけではありませんでした。かといってもうこれ以上お金を払うわけにはいかない…。
そして、日々の生活は忙しいし地上波テレビも見なきゃならないので、結局こんなに入っても見ることができません。というわけで、現在はAmazonプライムのみ。年が明けたらNetflixにもう一度入り、『浅草キッド』や『ドント・ルック・アップ』などを見ようかな。


仕事
今年から生活保護の仕事になりました。働く場所が変わると、見える景色も変わりますね。
世の中には貧困で困っている人がいるというのは情報としては知っていましたが、実際目の当たりにするとこんなにたくさんいるのかということを実感として知ることとなります。
また、アルコール依存症や糖尿病の恐ろしさなども、知識とともに目の前の実例として痛感するようになります。
いやほんと、貧困や生活保護は別世界の話ではないですよ。急に事故に遭ったらどうするの?病気になったらどうするの?仕事失ったらどうするの?今私がこうやって生活できているのはいくつもの幸運のおかげですよ。
政府・自民党は家族を前面に出して「国は助けないよ」というメッセージを発信していますが、誰もが家族に恵まれているわけではないんですよ。「こども家庭庁」じゃねーんだ。家庭がなくても安心して育てることのできる社会を作るのが政治の仕事だろ。
また、こんなに非正規雇用を当たり前にして、この先どうするつもり?間違いなく大量の生活保護者が出ますよ。だって給料少なくて貯金できないし、保険も年金も払えない(会社も負担してくれない)からもらえる年金は少ない。どーすんの?政治。どうせ何もせず「自己責任」にするんだろうな。政治って、何のためにあるの?
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お金
この仕事に就いたおかげで、「お金大事…!!」ということを強く思うようになりました。この先の政治は期待できない。年金は払うけど実際もらえるときには「70歳からです」「年額80万円です」とかも、マジであり得る。じゃあ、自分で何とかしなければならない。
というわけで、NISAとiDeCoを始め、掛け捨ての医療保険はやめ、年金機能の付いている保険に切り替えました。さらに職場の共済年金にも入ろうと計画中です。
お金大事。普通口座にお金が入っていても何も増えません。別のところでお金自体に働いてもらって、少しでも増やしたい。
あまりやり過ぎて現在の生活を脅かすようになっては本末転倒ですが、それくらいの勢いでお金を移したい強迫観念に駆られています。
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来年、増減の途中経過報告の記事を書く予定です。


というわけで、今年はあまり派手な出来事や動きはなく、地味な一年でした。しかしこれは低調ではない、落ち着きなのだ。年相応なのだ。
来年もアップする記事は多くないと思いますが、よろしくお願いします。


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